3台限定生産のランボルギーニ・ヴェネーノ
公開 : 2013.03.06 23:57 更新 : 2017.06.01 01:49
ジュネーブ・モーターショーで、ランボルギーニはその生誕50周年を記念したモデル、ヴェネーノを発表した。このモデルはアヴェンタドールをベースとした740bhpのV12を搭載し、356km/hのトップ・スピードを誇るモデルだ。
ヴェネートは、現実的に生産が行われるモデルであるが、その数は僅かに限定3台。価格は税金をプラスすると312万ユーロ(3億7800万円)になるという。
基本的なデザインはアヴァンタドールをベースとしているが、「法規に基づいたレーシング・モデル」だとランボルギーニはコメントしている。
ボディはモノコック・シャシーをベースに、カーボンファイバーで補強されたポリマーが使用される。また、そのフォルムは、ダウンフォースを増やし、ドラッグを減らし、更には6.5ℓのV12の冷却を考慮されたものとなっている。ちなみに、エンジンはアヴァンタドールに搭載されているものよりも50bhp大きい740bhpだ。
フロント・エンドは大きなエアロダイナミック・ウイングとして作用する。このフロント・ウイングはボディ本体からはセパレートされたもの。アンダーボディはフラットで、4本のエグゾースト・パイプ部分に付けられた大きなリア・ディフューザーが特徴。その他、アジャスタブルなリア・ウイングを備える。
大きくフレアーしたホイールアーチは、フロントが20インチ、リアが21インチのホイールを収める。
アヴェンタドールからカーボンファイバー・タブとアルミニウムのサブ・フレームが、このヴェネーノにも引き継がれる。しかし、そのパフォーマンスに対応した変更がされている。エンジンは、大きくなったエア・インテークによってレブ・リミットが上がり、エグゾースト・システムはバック・プレッシャーを低減している。
ギアボックスは7速のオートメイテド・マニュアルで、駆動方式は4WDだ。
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