ポルシェ911GT2RSクラブスポーツ発表 サーキット専用  LAショー

公開 : 2018.11.29 11:49

ポルシェは911GT2RSをベースとしたサーキット専用車、「クラブスポーツ」を発表しました。GT2RSと同じ700psのパワートレインを搭載しながら、助手席やカーペットなどの内装材除去により80kgの軽量化を果たしています。

1人乗り 公道走行不可

ポルシェは911GT2RSクラブスポーツを公開した。200台限定で発売されるこのクルマは、2018年11月にニュルブルクリンクのラップレコードを更新した911GT2RSをさらにハードコアにしたものだ。

標準のRSと同様、クラブスポーツに搭載されるエンジンは911ターボゆずりの3.8ℓフラット6ツインターボを改良したものだ。これにより、そのピークパワーはカレラを330ps、先代GT2を80ps上回る700psまで引き上げられている。

クラブスポーツは標準仕様の1470kgからさらに80kgの軽量化を果たしている。これにより、GT2の0-100km/h加速2.8秒、最高速度340km/hという数値を上回るだろう。

この軽量化は助手席、カーペット、遮音材などの不要な内装材の除去によって達成されている。代わりに大型ロールケージ、バケットシート、6点式ハーネスが装着された。

トラクション・コントロール、スタビリティ・マネージメント、ABSなどの電子制御は残され、ダッシュボードに搭載されたスイッチでその調整が可能だ。

このクルマは公道走行不可であり、ポルシェはクラブスポーツイベントなどのモータースポーツでの使用を想定している。

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