世にも奇妙なクルマのオプション17選 レコードプレーヤーからバイオウェポン対策まで 前編

公開 : 2019.11.09 15:51

顧客の要望に応えるべく自動車メーカーはつねに新たなオプションを創り出してきました。今回はそんななかから17の驚くべきオプション装備をご紹介します。史上初の車載レコードプレーヤーから生物兵器への防御モードまで、これからもオプションは進化を続けます。

もくじ

深淵なるオプションの世界
フィリップス・オート・ミニョン(1959年)
ヴォクゾール・スターシーリング
ベントレー・ベンテイガ:ミュリナー・トゥールビヨン by ブライトリング
ベントレー・ベンテイガ:フライフィッシング by ミュリナーセット
アルファ・ロメオ 90:インダッシュ・ブリーフケース
レンジローバー:イベントシート
ホンダ・エレメント:ドッグパッケージ
フィアット500L:ラヴァッツァ500エスプレッソマシン

深淵なるオプションの世界

ここ数十年におけるテクノロジーの進化が、はるかに容易に非常に難解なオプションを創り出すことを可能にしてきた。

新車であればさまざまなカスタマイズが可能だが、その為にはそれなりの金額を支払う必要がある。

予にも奇妙なオプション
予にも奇妙なオプション

最近では高額オプションの数々にも注目してみたが、今回ご紹介するのはこれまで自動車世界に登場した驚くほど奇妙なオプションたちだ。

是非深淵なるオプションの世界をお楽しみ頂きたい。

フィリップス・オート・ミニョン(1959年)

車載用レコードプレーヤーを初めてオプション設定したのはクライスラーだったが、レコード会社同士の競合の結果、実際に車内で楽しむことのできる楽曲数は限られていた。

フィリップスは1959年発売のオート・ミニョンによって、盛り上がるポップミュージック人気の波を捕まえることに成功したのであり、ドライバーは運転中お気に入りの曲を45回転レコードで楽しむことができた。

フィリップス・オート・ミニョン(1959年)
フィリップス・オート・ミニョン(1959年)

ダッシュ中央下段に設置されたこのレコードプレーヤーは、装着されていればラジオをアンプとして活用することができ、レコードを前方から出し入れする方式は数十年後に登場するカセットテープやCDの先鞭をつけることとなった。

ジャガーEタイプに装着したジョージ・ハリスンを筆頭に、ビートルズのメンバー全員がこのプレーヤーを自らのクルマに取り付けたことで、その人気は不動のものとなっている。

ヴォクゾール・スターシーリング

いまや10年以上の長きにわたり、ロールス・ロイスオーナーの間ではヘッドライニングを満点の星空で飾るというのが人気のオプションとなっている。

初めてこのヘッドライニングを目にすれば誰もが感激するに違いないが、1300個もの細かな光ファイバーを散りばめたこの星空は決して安くはなく、その価格はこの手のオプションとしては天文学的とも言える9000ポンド(126万円)にも達している。

ヴォクゾール・スターシーリング
ヴォクゾール・スターシーリング

だからこそ、自動車世界では対極に位置するヴォクゾールがアダム向けに「スターシーリング」のオプションを用意してくれたことを素直に喜ぶべきだと思うのだ。

価格?

ロールスに比べればはるかに現実的な約400ポンド(5万6000円)というものだ。

実際、ロールス・ロイスのオプション価格で、ほとんど新車のアダムを購入することが出来るだろう。

ベントレー・ベンテイガ:ミュリナー・トゥールビヨン by ブライトリング

世界の超高級車メーカーは世界のスーパーリッチに向けて、際限なくお金を使う機会を提供しているが、ベントレーはこのオプションで他を圧倒しているようだ。

SUVのベンテイガを購入しようというオーナーは、クルマに取り付けられたものとしてはもっとも高価なだけでなく、クルマのオプションとしてももっとも高価なもののひとつを手に入れるため、11万7000ポンド(1633万円)を支払うことができる。

ベントレー・ベンテイガ:ミュリナー・トゥールビヨン by ブライトリング
ベントレー・ベンテイガ:ミュリナー・トゥールビヨン by ブライトリング

ダイヤモンドや真珠、ゴールドで飾られたこの時計について、ベントレーは非常に正確だと主張しているが、その価格を考えれば当然だろう。

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