シトロエンはフランクフルト・モーターショーで新しいCラインの最初のモデルを発表する。Cラインはシトロエンの新しいシンプルなブランドで、コストと機能のバランスを目指したモデルだ。

最初のCライン・モデルは、C3の代わりとなるモデルで、2010年にデビューしたらラコステ・コンセプトに似た大胆なスタイルを特徴とする。

AUTOCARは、シトロエンはCライン・モデルを可能な限り速く展開したいと考えていることを掴んだ。シトロエンのCEO、フレデリック・バンゼットは、「ダキアを価格的なライバルと想定している」と語っている。

コストダウンは、主にドライブトレインのラインナップを簡素化することと、装備をシンプル化することによって成し遂げられる。しかし、オプションでタッチ・スクリーンやオーディオのアップグレードは可能だという。なお、シンプルな構成のため、納車までの期間も早くなるという。

シトロエンは、この5月にデザイン部門を2つに分割した。ティエリー・メトロズによって率いられるDSスタジオと、アレクサンダー・マルヴァルによって率いられるCライン・スタジオだ。マルバルは、Cラインのフィロソフィーは使いやすさとシンプルだという。