シトロエン2CV復活、DS 3次世代モデルも展示 欧州最大規模! パリ・モーターショー2026で注目の新型車 20選(前編) 

公開 : 2026.10.23 11:25

10月12日から18日にかけて欧州最大級の自動車イベント「パリ・モーターショー2026」が開催されました。復活したシトロエン2CVからフォルクスワーゲンの最新EVまで、注目すべき展示モデルを20台紹介します。

欧州最大級の自動車イベント

フランスのパリにあるコンベンションセンター、パリ・エキスポ・ポルト・ド・ヴェルサイユで開催された「パリ・モーターショー2026(Mondial de l’Auto)」には、世界中から待望の新型車やコンセプトカーが勢ぞろいした。

本特集では、パリ・モーターショーで公開された中から特に重要なモデルの一部をアルファベット順に紹介する。

今年のパリ・モーターショーで披露された重要な新モデルを紹介する。
今年のパリ・モーターショーで披露された重要な新モデルを紹介する。

アルファ・ロメオ・クオーレロッソ

ステランティス傘下の複数のブランドが、今年のパリ・モーターショーでそれぞれ新しいコンセプトカーを披露しており、アルファ・ロメオの作品が『クオーレロッソ』である。

現行のジュリアと同程度のサイズを持つ流線型の2+2ファストバックであり、アルファ・ロメオは今後の電動化にどう取り組むかを示す「マニフェスト」であると位置付けている。ただし興味深いことに、このコンセプトカーはEVではなく、ハイブリッド化された2.9LツインターボV6エンジンを搭載している。将来においてもガソリンエンジン搭載のパフォーマンスカーに力を入れていくという、アルファ・ロメオの強いこだわりがうかがえる。

アルファ・ロメオ・クオーレロッソ
アルファ・ロメオ・クオーレロッソ

アルピーヌA310ビジョン

近日登場予定の次世代A110およびルノー5ターボ3Eと同じプラットフォームをベースにした『A310ビジョン』は、アルピーヌの1970年代の4人乗りスポーツカーをレトロフューチャー風に再解釈したモデルだ。

現時点では1台限りのワンオフ車とされており、クラシックなA310の標準モデルと、高性能のV6モデルの両方からインスピレーションを得ている。座席を2席減らしているが、オリジナルの角ばったスタイリング要素を維持しつつ、「ポップダウン」式のフロントライトを採用している。

アルピーヌA310ビジョン
アルピーヌA310ビジョン

アウディA2 eトロン

アウディはパリ・モーターショーを舞台に、新型EV『A2 eトロン』を初めて一般公開した。

欧州で販売されるフォルクスワーゲンID.3と同じプラットフォームをベースに、1999年のカルト的な人気を博した初代A2からスタイリングの要素を取り入れた。EVとしての効率性を追求して設計され、1回の充電で最大645kmの航続距離を実現している。

アウディA2 eトロン
アウディA2 eトロン

BYDアット8

BYDは、欧州向けの新型フラッグシップ電動SUV『アット8』を発表した。スコダ・ピークやキアEV9などのライバルとなる7人乗りの大型EVだ。

最高出力775psを発揮し、115kWhの容量を持つ第2世代「ブレード」バッテリーを搭載している。BYDが開発した超急速充電器「フラッシュ」を使用すれば、10%から70%までわずか5分、10%から97%まで9分で充電可能だ。

BYDアット8
BYDアット8

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の英国の自動車雑誌『AUTOCAR』(1895年創刊)。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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