【詳細データテスト】ランボルギーニ・ウラカン 発進加速以外はRWDに軍配 日常遣いも苦痛なし

公開 : 2020.05.31 10:20

スペック

レイアウト

エンジンとトランスミッションがリアアクスル直前にマウントされるのはウラカン全車共通のレイアウトだが、このクルマはフロントのドライブシャフトをオミット。前後重量配分は、4WDモデルの43:57から、もっとリアを振り回しやすい40:60へ変化した。

アルミ/カーボンのシャシーと、アルミ/複合素材のボディワークに変更はない。テスト車は、速度感応式のアクティブステアリングを搭載していない仕様だ。

エンジン

ウラカンのV10ユニットは、前輪へのアウトプットシャフトを設置するためオフセットマウントされている。RWDにギアボックスからフロントへの出力機構は不要だが、レイアウトはコスト削減のため変更されなかった。
ウラカンのV10ユニットは、前輪へのアウトプットシャフトを設置するためオフセットマウントされている。RWDにギアボックスからフロントへの出力機構は不要だが、レイアウトはコスト削減のため変更されなかった。

駆動方式:ミドシップ縦置き後輪駆動
形式:V型10気筒5204cc、ガソリン
ブロック/ヘッド:アルミニウム
ボア×ストローク:φ84.5×92.8mm
圧縮比:12.7:1
バルブ配置:4バルブDOHC
最高出力:610ps/8000rpm
最大トルク:57.1kg-m/6500rpm
許容回転数:8500rpm
馬力荷重比:439ps/t
トルク荷重比:41.1kg-m/t
エンジン比出力:118ps/L

ボディ/シャシー

全長:4520mm
ホイールベース:2620mm
オーバーハング(前):-mm
オーバーハング(後):-mm

全幅(ミラー含む):2236mm
全幅(ミラー除く):1933mm

全高:1165mm

積載容量:100L

構造:アルミニウム/カーボン、モノコック
車両重量:1389kg(乾燥重量・公称値)/-kg(実測値)
抗力係数:0.25
ホイール前/後:8.5Jx19/11.0Jx19
タイヤ前/後:245/35 ZR19/305/35 ZR19
スペアタイヤ:パンク修理キット

変速機

形式:7速DCT
ギア比/1000rpm時車速〈km/h〉
1速:3.13/8.5 
2速:2.59/12.9 
3速:1.96/16.9 
4速:1.24/21.6 
5速:0.98/27.4 
6速:0.98/34.0 
7速:0.84/39.6
最終減速比:3.94:1(1/4/5速:4.89)

燃料消費率

メーカー公表値:消費率
低速(市街地):-km/L
中速(郊外):-km/L
高速(高速道路):-km/L
超高速:-km/L
混合:7.3km/L

燃料タンク容量:83L
現実的な航続距離:602km
CO2排出量:330g/km

サスペンション

前:ダブルウィッシュボーン/コイルスプリング、アダプティブダンパー、スタビライザー
後:ダブルウィッシュボーン/コイルスプリング、アダプティブダンパー、スタビライザー

ステアリング

形式:電動アシスト機械式、ラック&ピニオ
ロック・トゥ・ロック:2.3回転
最小回転直径:11.5m

ブレーキ

前:365mm通気冷却式ディスク
後:356mm通気冷却式ディスク

各ギアの最高速

1速:72.4km/h(8500rpm)
2速:109.4km/h(8500rpm)
3速:144.8km/h(8500rpm)
4速:181.9km/h(8500rpm)
5速:231.7km/h(8500rpm)
6速:288.1km/h(8500rpm)
7速(公称値):325.1km/h(7577rpm)

7速・70/80マイル/時(113km/h/129km/h):2842rpm/3248rpm

関連テーマ

おすすめ記事

 
最新試乗記

ランボルギーニ ウラカンの人気画像