【最高級のキャンプを】エアストリーム 日本向け最上位モデル、ついに上陸 ジャパンキャンピングカーショー2021

公開 : 2021.04.16 06:45  更新 : 2021.10.11 11:29

豪華なキャンピングトレーラー「エアストリーム」。日本向けの新たな最上位モデル「グローブトロッター」を、じっくり撮影。ため息が出る内外装です。

「グローブトロッター」とは

text&photo:Hidenori Takakuwa (高桑秀典)

日本の車検に対応するエアストリームの最上位モデル、「グローブトロッター23FB(Globetrotter)」が、ジャパンキャンピングカーショー2021に登場した。

1931年にワーリー・バイアムによって生み出されたエアストリームは、アメリカン最高級キャンピングトレーラーだ。

エアストリーム・グローブトロッター23FB(ジャパンキャンピングカーショー2021)
エアストリーム・グローブトロッター23FB(ジャパンキャンピングカーショー2021)    高桑秀典

オールアルミ製ボディの修理/メンテナンス性のよさ、内装のリフォームが可能であるというサステナビリティから、“一生以上モノ”として広く認知されており、誰もが憧れるステータスカーとなっている。

アメリカではエアストリーム全ラインナップの頂点に君臨する「クラシック」という30~33フィートモデルも用意されているが、これは日本では大きすぎてナンバーを取得できない。

そのため、日本ではグローブトロッター23FBが、ナンバーを取れるサイズのフラッグシップとなる。

23フィートでも、異なるベッド

今回、会場に持ち込まれたのは2021年モデルのなかでも日本専用車。

グローブトロッター・オリジナル柄のオーニングをあえて手動とし、テールランプも専用品に。

23フィートモデルでありながらツインベッド仕様となるグローブトロッター23FB(ジャパンキャンピングカーショー2021)
23フィートモデルでありながらツインベッド仕様となるグローブトロッター23FB(ジャパンキャンピングカーショー2021)    高桑秀典

グローブトロッターには、16、19、20、22、23フィート・モデルが存在しているが、この「グローブトロッター23FB」は、その数字からも分かるように最上位グレードなので、ジャッキは電動だ。

ボディサイズは、全長×全幅×全高が7240×2490×2970mm。

モデルバリエーションが豊富なエアストリームは間取りもさまざまだが、グローブトロッター23FBは唯一のツインベッド仕様となる。

23フィートの「フライング・クラウド」および「インターナショナル」には、ツインベッド仕様が存在しないのだ。

日本専用モデル 価格/装備は?

展示車の価格は1639万円(車両本体価格:1490万円)。

標準装備は、エアコン、瞬間式ボイラ、FFヒーター、給水タンク、排水タンク(113L)、ビルトイン・ガスコンロ、シャワー(温水)、ガス式温水装置、トイレ(マリン)、サブバッテリー(80Ah×2)、遮光カーテン、サイドオーニング、ファン付きルーフベンチレーター、常設ベッド、外部収納庫となっている。

エアストリーム・グローブトロッター23FB(ジャパンキャンピングカーショー2021)
エアストリーム・グローブトロッター23FB(ジャパンキャンピングカーショー2021)    高桑秀典

40~60歳代の夫婦ふたり旅にもぴったりのモデルなので、日本でナンバーを取得できるエアストリームのフラッグシップとして、装備・間取りをじっくり堪能してみるといいだろう。

記事に関わった人々

  • 高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」

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