戦前車からスーパーカーまで【ベッキオ・バンビーノ2021アウトゥンノ】

公開 : 2021.11.23 19:45

ベッキオ・バンビーノの秋季大会「アウトゥンノ2021」が万全の感染対策を施されて開催。延長1300mにも及ぶ、難易度が高い5連のPC競技に注目です。

18回目のベッキオ・バンビーノ

photo:Vecchio Bambino(ベッキオ・バンビーノ)

 
西日本最大のチャリティ・クラシックカーラリーとして親しまれているのが「ベッキオ・バンビーノ」だ。2011年に始まり、2014年から春と秋に開催されるようになった。

18回目のベッキオ・バンビーノとなるアウトゥンノ(秋季大会)の2021年は、ウィズコロナの状況下を鑑み、最大限の感染対策を施して10月2~3日に岡山県内全域を巡るルートで行われた。

通算18回目のベッキオ・バンビーノとなる2021アウトゥンノが、いつもの岡山路を舞台に開かれた。
通算18回目のベッキオ・バンビーノとなる2021アウトゥンノが、いつもの岡山路を舞台に開かれた。    ベッキオ・バンビーノ

参加できるのは、1972年までに製造されたヨーロッパ製のヴィンテージ・スポーツを中心に、実行委員委の認める各年代の車両となる。

今回は全国から59台のエントリーを数え、地元岡山、近畿地方や中部地方、首都圏はもちろん、北は北海道、南は九州からの参加が見られた。

最も古い参加車は1932年ラゴンダ2L 16/80で、1949年MG TCのほか1950年代のモデルとしてはアルノーブリストルジャガーXK120SE、オースチン・ヒーレー100 BN1などの英国車が集まった。

このほか1950年代のモデルでは1956年ルノー・ドーフィンや1957年メルセデス・ベンツ190SL、トライアンフTR2、MG Aが姿を見せている。

1960年代に造られたモデルではジャガーEタイプロータスエラン、オースチン・ヒーレー・スプライトMk-II、ディーノ206gt、フィアットアバルト850アレマーノ・クーペとバラエティーに富んだ顔触れが集まった。

ルートは、岡山県全域

秋季大会の1日目はいつもの岡山縣護国神社が集合・出発地点とされた。スタート後マル園芸相川農園で最初の3連続PC競技にアタックし、備前自動車学校で2本目の3連続PC競技をこなす。

そこから播磨灘を望むホテル・リマーニを経て日生大橋へ。和気鵜飼温泉でランチをいただいたのち、和気藤公園に3本目となる2連のPC競技が用意された。

2021アウトゥンノの注目ポイントは、中山サーキットのコースを使った延長1300mにも及ぶ5連のPC競技が行なわれたことだ。
2021アウトゥンノの注目ポイントは、中山サーキットのコースを使った延長1300mにも及ぶ5連のPC競技が行なわれたことだ。    ベッキオ・バンビーノ

中山サーキットではコースを使った延長1300mにも及ぶ、難易度が高い5連のPC競技が設定された。さらにはそれを2回行ない10セクションのPCを満喫。

アタック後に湯郷温泉まで進み「ゆのごう美春閣」がゴール。1日目の走行距離は195.58km。

2日目は湯郷温泉から山田養蜂場が最初のCPとされ、奥津温泉を経てからひるぜんベアバレー・スキー場で3連のPCを2回アタック。続くヒルゼン高原センタージョイフルパークでは5連PC競技を2回挑むというハードな設定とされた。

それでもPC競技はここが最後となり、湯原温泉と県北部を巡り、ドイツの森、八幡温泉郷のCPポイントを巡り、岡山プラザホテルがフィニッシュというルートが組まれた。

2日目は290.53kmを走り抜き、2日間の総走行距離は486.11kmに達する。

記事に関わった人々

  • 執筆

    上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

関連テーマ

人気テーマ

おすすめ記事

 

アバルトの人気画像