表情一変! BMW X7、改良新型発表 エンジン・内外装など全面的に変更

公開 : 2022.04.13 19:45

エンジン出力向上 燃費改善も

エンジンとしては、BMWの最新ターボチャージャー付き3.0L直6ガソリンおよびディーゼルが導入された。8速ATに48Vマイルドハイブリッドを組み合わせ、電気ブーストによるパフォーマンス向上と惰性走行機能による燃費の改善が図られている。

ガソリンエンジン「B58」の出力は50ps、トルクは7kg-m向上し、xドライブ40iは最高出力380ps、最大トルク55kg-mとなった。

BMW X7
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一方、ディーゼルエンジン「B57」の出力は12ps、トルクは2kg-m向上し、xドライブ40dは最高出力352ps、最大トルク73.4kg-mとなっている。

最上位モデルはこれまでのM50i xドライブからM60i xドライブに置き換えられた。ターボチャージャー付き4.4L V8ガソリンエンジン「N63」にもマイルドハイブリッドが追加され、公称出力は530ps、76.4kg-mと変わらないが、BMWによると、電動化によって12psと最大20.5kg-mのトルクが追加されたとのこと。0-100km/h加速は4.7秒、最高速度は電子制御により250km/hに制限されるとしている。

X7 xドライブ30iとX7 xドライブ50dの後継モデルの詳細については、まだ確認されていない。

記事に関わった人々

  • 執筆

    グレッグ・ケーブル

    Greg Kable

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    平成4年生まれ。テレビゲームで自動車の運転を覚えた名古屋人。ひょんなことから脱サラし、自動車メディアで翻訳記事を書くことに。無鉄砲にも令和5年から【自動車ライター】を名乗る。「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。イチゴとトマトとイクラが大好物。

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