トヨタ博物館「裏」展

2014.04.19〜2014.07.06

text & photo:Shunichi Uchida (内田俊一) photo:Chizuko Uchida(内田千鶴子)

 
トヨタ博物館は、開館25周年記念企画展として、“トヨタ博物館「裏」展”を開催している。

“モノ語る博物館へ”というキャッチのもと、少しでもクルマの持っている面白さや、様々な物語を広く伝えていくことへの第一歩として、この企画展は開催された。

これまであまり日の目を見ることがなかった、ポスターやマスコット、ブリキのおもちゃ等がお披露目されたほか、実際のレストアの様子として1918年のフランクリンを展示。

さらには、数万点にも及ぶ膨大な資料を整理分類、データベース化するライブラリーも紹介することで、その資料の一般への活用をアピールすると同時に、その作業にあたる担当者たちへの励みになることも考慮されていた。

  • レストア中のフランクリンと、手前はオリジナルの木製フレーム。

  • ほとんど日の目を見ていなかった収蔵品の中から、素晴らしいポスターや錦絵も展示された。

  • トヨタ博物館はてぃんといも大量に収蔵。写真のように、収蔵庫で管理されている。

  • 収蔵されている、カーバッチの一部。これら以外にも、ラリックのカーマスコットなども展示されていた(常設展示コーナーにて)。

  • 歴代クラウンのカタログの数々。ライブラリーの地道な活動の成果で、スムーズに全てのカタログが揃う。

  • 資料室には、現在展示されているクルマコーナーが用意されており、ここを見れば、すべての情報がわかる。

  • 水曜日と日曜日には「裏」案内ツアーを開催。先着20名に限りバックヤードや整備室の見学会も同時開催。

  • 整備室も一部公開。実際の作業者と会話することが出来た。

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