【三浦半島に集まる名車たち@ソレイユの丘】テーマは昭和100年史!世界25台の幻のアルファ・ロメオも
公開 : 2025.12.20 12:05
12月6日に『三浦半島に集まる名車たち@ソレイユの丘』が開催されました。主催は神奈川県三浦市にある『リバイバルカフェ』です。昭和100年史をテーマとした会場の様子を高桑秀典がレポートします。
主催のカフェオーナーはスピットファイアを愛用
12月6日に『三浦半島に集まる名車たち@ソレイユの丘 Presented by Revival CAFE』が開催された。
会場となった長井海の手公園ソレイユの丘は、相模湾、伊豆大島、富士山などを望めるロケーション抜群の複合型エンターテインメントパーク。季節の花々、動物、遊具、飲食、キャンプ、グランピング、大型アスレチック、ジップライン、ドッグラン、室内スポーツなどを楽しめる。

同施設の第3駐車場に約200台、ヒルトップ広場のイベントスペースに100年間の自動車文化を彩った名車たちが並ぶという規模で実施されたが、ジップラインが飛び立つ大型アスレチックの頂上から、ドローンで空撮したかのような写真を撮ることができた。
今回が2回目で、初回から盛況だったが、いきなり大人気イベントになったのにはワケがある。イベント名にも入っているが、主催しているのが神奈川県三浦市にある『リバイバルカフェ』で、築100年の蔵をリノベーションした『蔵カフェ』に集うクルマ、バイク好きが物凄くたくさんいるのだ。
イベントのオープニングで挨拶したカフェオーナーの三崎由湖(みさきゆみ、崎はたつさき)さん自身も、1965年式のトライアンフ・スピットファイア Mk-Iを愛用しているクルマ好き。
一時期、以前乗っていた日英自動車モノの1974年式MG-Bとスピットファイアという、2台のオープン2シーターがガレージにある濃密なクルマ趣味生活を堪能していた。
今回のテーマは『名車で振り返る昭和100年史』
カフェオーナーの三崎さんは、三浦にある築100年の蔵を友人たちと2015年から手作業で再生し、リバイバルカフェを2018年5月20日にオープン。頼りになるスタッフと共に一躍大人気スポットへと成長させた。
第1回は、リバイバルカフェのオープン5周年として2023年に開催され、今年は7周年というタイミングとなったが、2025年が昭和100年ということにちなみ、『名車で振り返る昭和100年史』をイベントのテーマとして設定した。

筆者は仕事柄さまざまなイベントにお邪魔しているが、第3駐車場とヒルトップ広場のイベントスペースに並べられたクルマたちの中には過去に一度も遭遇したことがない新旧のクルマが複数あり、100年という時間軸での自動車文化の変遷を楽しむことができた。
それと同時に、リバイバルカフェに通っているユーザーの愛車がいかに多様であるかも再認識したのであった。
初回同様、今回もオープンイベントだったこともあり、見学に来た旧知のクルマ好きと10m歩く毎に遭遇するほど。そんな彼らも各年代を彩ってきた名車たちの雄姿に感動し、筆者と同じように、懐かしいなぁ、欲しかったなぁ、改めて見るとカッコイイなぁ、イイ個体があったら増車しちゃおうかなぁ、といった印象を懐いていたに違いない。

































































































