【誕生55周年記念】トミカオーナーズミーティング初開催!作り手とファンの交流で未来を創り出す

公開 : 2025.12.16 07:05

12月5~7日、『トミカオーナーズミーティング』が初開催。トミカ誕生55周年を記念して行われた今回のイベントは、社員がファンと交流し、共に未来を創り出していくことがメインコンセプトです。高桑秀典がレポートします。

トミカ初のファン感謝祭も大盛況

トミカ誕生55周年記念事業の一環として『トミカオーナーズミーティング』が開催された。

50周年時にも企画されていたが、コロナ禍で実施できず、内容を一部アップデートしつつ、入場無料、日時指定制にて行った。

タレントのDAIGOさんとモデルの佐藤和奏さんが特別ゲストとしてイベントを盛り上げた。
タレントのDAIGOさんとモデルの佐藤和奏さんが特別ゲストとしてイベントを盛り上げた。    高桑秀典

2025年12月5~7日の会期で3日間にわたって開催された当ミーティングは、トミカ初のファン感謝祭。さまざまな世代のトミカ好きに55年分の感謝を伝え、社員がファンと交流し、共に未来を創り出していくことをメインコンセプトにした。

小スケールミニカーの定番商品として幅広い層から親しまれているトミカは、1970年に発売された。

手のひらサイズ国産車ダイキャスト製ミニカーの先駆けとなり、いまでは3世代で楽しめる一大ブランドへと成長。

今回の『トミカオーナーズミーティング』では、大人のファンをフィーチャーし、キッズはもちろん、ベテランも楽しめるコンテンツを充実させた。

初日のオープニングセレモニーでは、イベントの見どころをはじめ、初お披露目となる新商品や新情報などを発表。

特別ゲストとして、タレントのDAIGOさんと、テレ東系列にて放送中の『トミプラワールドのりのりタイムズ!!』のMCとしても活躍しているモデルの佐藤和奏さんが登場し、トミカの魅力をたっぷり語ってくれた。

親子でトミカにハマっているというDAIGOさんは、自身や愛息にまつわるトミカエピソードを軽快なトークで披露し、イベントを盛り上げた。

ファン参加型コンテンツが盛り沢山

『トミカオーナーズミーティング』は、参加日時指定の2時間制で開催された(12月5日と6日は16~18時がフリー入場タイム)。

連日、数多くのトミカ好きが駆けつけ、ファンと共創する史上最大のトミカウォール、リアルジオラマ マイトミカ撮影スポット、交流コーヒーピット&メッセージボードといったファン参加型コンテンツを堪能した。

大切にしているマイ・トミカを持参し、リアルなジオラマに置いて撮影することができた。
大切にしているマイ・トミカを持参し、リアルなジオラマに置いて撮影することができた。    高桑秀典

55周年記念モニュメントとなるトミカウォールは、来場者およびタカラトミーの社員が持ち寄った5000台のトミカによる壁面展示で、記念すべき最初の1台目をDAIGOさんと佐藤和奏さんが置き、制作がスタート。本企画は12月5日のみ実施された。

マイトミカ撮影スポットでは、1/64スケールで制作された大人も満足できる再現度が高いトミカ専用ジオラマを10点展示。ファンから要望が多かったコンテンツということもあり、会場に持参したお気に入りのトミカで撮影するファンの列が途切れることはなかった。

トミカを深掘りするスペシャルトークショー、特別コラボしたエヴァンゲリオンレーシング実車展示、トミカができるまでの過程を紹介した大人の工場見学コーナー、トミカ55周年ヒストリー展示なども終始人気だった。

2026年の夏頃開始予定となっている公式オンラインファンコミュニティ『TOMICA OWNER’S CLUB(会員登録費、基本利用料は無料)』の概要もアナウンス。リアルイベントとの連携があるそうだ。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」。

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