ランドローバー・ディスカバリー・スポーツ、デビュー

公開 : 2014.09.03 22:50  更新 : 2017.06.01 02:12

デザイン責任者のゲリー・マクガバンは、ディスカバリー・スポーツのダイナミックなスタイルに自信を持っている。

クラムシェルのボンネットと傾斜したフロントおよびリア・スクリーン、高いウエストライン、ゆるやかなカーブを描くルーフラインなどが特徴だ。空力的に最適化されたボディ・スタイルを持ち、ドラッグはぎりぎりまで低減されている。そのため、リア・スクリーンは悪天候でもクリーンに保たれるという。フリーランダーよりも15mm低いボディは、SUVとしては破格の0.36というCd値を持つという。

インテリアは、マクガバンによればプレミアムではあるが高価ではないという。突出したセンター・コンソールによって強調されたバーチカルラインが特徴で、最新のランドローバーにも通じるデザインだ。インストルメント・パネルは伝統的なもので、5インチのスクリーンと2つのダイヤルがメインとなる。材質のクオリティは高く、トップ・エンド・モデルではさらにその高級感を増すためにダブル・ステッチが施された本革が使用される。

ダッシュボードの中央の8インチ・スクリーンは、一新されたインフォテーメント・システムが採用されている。これは、オーディオやナビゲーションを扱うだけでなく、緊急時に車両を追跡するイン・コントロール・システムもセットされている。

キャビンの2列目シートは、160mmほど前後にスライドができ、レンジローバーと同じぐらいのゆとりが保たれている。エンジニアは、3列目シートが13歳以下の子供にとっては非常に有効なものであるのに加え、ちょっとした距離であれば大人でも利用ができるという。また、3列目のシートを折りたたんで、その分をブート・スペースに転用することも可能だ。

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