フォード・エコスポーツ・タイタニアム

公開 : 2014.05.26 18:30  更新 : 2017.05.29 18:54

最低地上高は、カタログによると180mm。それらしく高い……と思ったら、フィエスタでも165mm。つまり15mmしか増えていない。その一方で、タイヤの外径はフィエスタ(195/45R16)の581mmに対して652mm(205/60R16)。半径でいうと35mmほど違う。んー。でもというか、フロントのロワアームは、見たところ0人乗車状態で少し下反角がついていた。つまりバンザイの反対。

運転席に座ると、ハッキリ高い。そういうことでいうと、2008ではなくキャプチャーのタイプ。フツーのハッチバックのそれとは明らかに違う見晴らし感。アップライトな着座姿勢。ステアリングホイールのテレスコ調整はついていない。やはりブラジル感……と思ったらついていた。失礼。運転ポジションはちゃんととれる。アクセルペダルとブレーキペダルの配置は問題なし。奥行き方向に関しても、また左右方向に関しても。
 
発進はフツーに快適。トランスミッションがDCTであることはわかるけれど、ワーゲンのとは違って下のほうのギヤでのアップ変速はそれほど忙しくない(上のほうギヤでも)。エンジンは、過給モノでないことはわかるけれど常用域のトルクがちゃんと出ている印象。やはり、フツーに快適。

ブレーキはよい。初めて乗って走りだして一発目の制動から、ちゃんと狙ったところにクルマを止めることができる(もちろん、踏力一定≒制動G一定のブレーキングで)。

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