歴代最軽量で目下の4気筒最速 ロータス・エミーラ『420スポーツ』 アグレッシブ過ぎない真骨頂 AMG譲りの4気筒は422psに
公開 : 2026.08.18 18:05
歴代最軽量で現在の4気筒最速と主張される、ロータス・エミーラ 420スポーツ。AMG譲りの4気筒ターボは422psへ上昇しつつ、アグレッシブ過ぎないバランスが真骨頂です。UK編集部が試乗します。
もくじ
ー歴代最軽量で最強で、現在の4気筒最速
ー軽量化へ腐心され、一層サーキット志向の特性
ーアグレッシブ過ぎない真骨頂のバランス
ー公道へ出ても変わらない感動
ードライバーを夢中にさせる真のロータス
ーロータス・エミーラ 420スポーツ(英国仕様)のスペック
歴代最軽量で最強で、現在の4気筒最速
ロータスを取り巻く環境は、困難の連続だった。経営者が変わる毎に再出発を遂げてきたが、安定した成長は妨げられてきた。だが、2025年の再編には期待を抱けそうだ。
グレートブリテン島南東部のへセルに「パフォーマンス・ハブ」が設けられ、先進的な技術や生産ラインは、他メーカーにも開放されるという。同時に、ここを拠点とした車両生産も、将来的に約束されたといっていい。

ラインナップの改変も始まった。電動SUVのエレトレには、プラグイン・ハイブリッドが登場予定。2028年には、V8エンジンを搭載したエスプリが復活するらしい。小柄な2シーターのエミーラには、今回試乗した420スポーツがリリースされた。
この420スポーツは、歴代のエミーラで最も軽量で、最も強力だと主張される。現在入手可能な4気筒エンジンの量産車で、最速だともうたわれる。
軽量化へ腐心され、一層サーキット志向の特性
よりシャープな運転体験を希望する声へ応えるべく、ヘセルの技術者は軽量化に腐心。一層、サーキット志向の特性が与えられた。
ボディでは、フロントバンパーのエアインテークが拡大。冷却性能は15%上昇している。フロントフェンダー上のエアアウトレットは、ホイールアーチ内の空気を後方へ排出。ダクト部分のプレートは取り外せ、ブレーキを効果的に冷やすことができる。

細部の空力特性が見直され、最高速度の299km/h時に発生するダウンフォースは、25kg増えている。空力アイテムを付加せずに。秋風を楽しむような場面に備えて、脱着式のガラス製ルーフパネルも得ている。外したら、シート後方へ収納できる。
本来上質なインテリアは、随所を専用トリムが飾る。ステアリングホイール裏には、クリック感が心地良いカーボン製シフトパドルが備わる。上下に長く、弾きやすい。
アグレッシブ過ぎない真骨頂のバランス
メルセデスAMG譲りの2.0L 4気筒ターボエンジンは、ソフトを改良。ターボSE比で16psと2.0kg-m増しとなる、422psの最高出力と、50.9kg-mの最大トルクを得ている。サスペンションは、ビルシュタイン社製ダンパーを獲得。車高は5mm落とされた。
25kg軽くなる、ライトウェイト・ハンドリング・パッケージも見逃せない。これには、チタン製マフラーにリチウムイオンの補機バッテリー、ルーバー付きのカーボン製エンジンカバーなどが含まれる。11段階調整式の、マルチマチックダンパーも。

果たして、エミーラ 420スポーツでへセルのテストコースへ飛び出せば、ドライバーを夢中にさせる屈指のサーキットマシンだとわかる。ダンパーを引き締めても、フラットに旋回しつつ荷重移動を感じ取れ、グリップの限界を探りやすい。
パワーステアリングは油圧式で、反応は素早くも落ち着きがあり、接地感が手に取るようにわかる。重み付けも丁度いい。通常のエミーラより間違いなくシャープでありながら、アグレッシブ過ぎない特有のバランスこそ、ロータスの真骨頂だろう。

























































































































































