浅間モーターフェスティバル2015
2015.10.24〜25
浅間ヒルクライムの姉妹イベントとして昨年から開かれている浅間モーターフェスティバルが、10月24〜25日の2日間に渡り盛大に行われた。浅間モーターフェスティバルは、自動車文化の育成と、自動車と様々な文化が融合する異文化交流を理念とし、日本のグッドウッドを目標とする古今東西のクルマを対象とするイベントだ。
浅間モーターフェスティバルはスペシャル・ステージやジムカーナなどによる動の部分と、展示やトークショー等の静のコーナーを併せ持つもので、自動車メーカー/インポーターやショップなどが出店する総合的な自動車イベントを目指している。今回はフォーミュラ・マシンから新旧のスポーツ・モデルまでの約60台が集まった。
昨年は北軽井沢のプレジデントリゾート軽井沢の周辺で行われたが、今年は鬼押出しにある浅間火山博物館をメイン会場とし、ヒルクライム・ステージは日本のモータースポーツの原点といえる1955年に開かれた第1回浅間高原レースで使用された浅間牧場内コースの一部に設けられたことが大きなニュースだ。浅間牧場内のコースは群馬県の厚意により60年振りに使用できる事になった。
またメイン会場と浅間牧場を結ぶ町道を占有使用できることになり、ヒルクライム・ステージに参加するフォーミュラ・マシン等のナンバー無し車両の走行が認められた。またここではオンロードステージと称し、約2kmを定められた平均速度で走らせることを競う定時計測競技が行われた。この時も町道を占有使用とされ、レーシング・マシンが高原の公道を駆け抜けた。
3つめのステージとなる特設のジムカーナ・コースはメイン会場に設けられた。フォーミュラ・マシンからGCマシンなどの純レーシングカーを始め、スーパースポーツからヒストリックカーまでが果敢なアタックを行い、ギャラリーの喝采を浴びていた。
メイン会場の展示エリアでは今回レクサスが力を入れており、フルラインナップ展示に加えLFAロードスターまで登場。レクサス・アメイジング・エクスペリエンスとしてロードレース・タクシードライブと称し、浅間牧場のコースでスーパーGT500レクサス・チーム・ドライバーの石浦宏明選手、ジェームス・ロシター選手、国本雄資選手、平川亮選手のドライブによるLFA、RC Fの同乗走行を行った。さらにはオフロード・エクスペリエンスでは、プロのラリー・ドライバーがドライブするLX570のオフロード同乗体験走行が用意された。
このほかメイン会場にレクサス・ラウンジを設け、24日はエントラントにランチを提供し、両日ともレクサス・オーナーにはコーヒーのサービスを行った。
GMジャパンは、新型のシボレー・コルベットZ06 クーペでヒルクライム・ステージに挑んだ。このほかコルベットのカスタムモデルを展示し、来場者の注目を集めていた。キャデラックは公道での走行初披露となる高性能モデルのCTS-VとATS-Vによるデモ走行を行った。
アバルトは注目のニューモデルである695ビポストを持ち込み、桧井保孝選手のドライブでヒルクライムやジムカーナに挑み、その鋭い走りにアバルト・ファンはもちろん、一般のギャラリーからも大いに注目を集めていた。
アストン・マーティン・ジャパンは、究極のモデルで世界限定100台の見が生産されるヴァンテージ GT12スペシャル・エディションを特別展示し、終日注目を集めていた。このほかアストン・マーティンの老舗であるアトランティックカーズも参加し、ヒルクライム・ステージにはおなじみのV8ヴァンテージで参加した。
先進のEVメーカーとしておなじみのテスラ・モータースも出展し、モデルP85Dを持ち込み展示のほか来場者に向けた特別試乗会を行った。
ビンゴスポーツはパガーニ・ゾンダF クラブスポーツとゾンダ・レボリューション、ウアイラの3台で参加。走行イベントにも姿を現し、ギャラリーからの注目を集めていた。展示中は人気の的で、人並みが切れることは無く、アトラクションとしてエンジン・サウンドが披露され、来場者を感激させていた。
展示エリアの一角には、ワクイ・ミュージアムが所有する1928年のル・マン24時間レースで総合優勝を勝ち取った1927年型ベントレー 4 1/2ℓ オールド・マザー・ガンそのものが特別展示され、圧倒的な存在感を放っていた。
変わったところではユーモラスなスタイルが特徴の孫紫電が人気だった。由良拓也氏がロードカー用に製作した子紫電の余ったボディパーツを利用して、ダイハツ・ミラのプラットフォームと主要コンポーネンツを使用して製作したマニアックな1台だ。
このほかエンドレスやエースカフェ・ロンドン協賛スポンサーによる展示/販売ブースに加え、地元嬬恋村の野菜やリンゴ等の特産品直売コーナーも設けられ、参加者との交流が見られた。
表彰式ではヒルクライムと定時走行、ジムカーナの各カテゴリーの上位3名が表彰された。今回のアバルト・ガールはとんがりガールズの野中直子さんと増田典恵さんが務め、表彰式のプレゼンターとして華を添えてくれた。
2回目を迎えた浅間モーターフェスティバルは着実に成長を続けており、グッドウッドまでの道のりはまだ遠いものの、地道な努力を続けて更なる発展を期待したい。
今年のヒルクライム・コースは1955年に開催された浅間高原レースで使われた浅間牧場内のコースで行われた。
浅間牧場内の特設ヒルクライム・コースは約1kmで、1分間隔で1台ずつスタートしアタックを行った。
クルマ好きの間で注目を集めているシボレー・コルベットZ06 クーペは、俊足を生かしマーシャルカーでも活躍。
3ローターのロータリー・サウンドを響かせながらヒルクライム・コースを駆け上がるローラT88/40。
ヒルクライムを終え浅間牧場からメイン会場までは町道を占有使用し、レーシング・マシンが自走で移動した。
噴水前から火山博物館までの2kmを占有使用し、規定タイムで走らせることを競う定時計測競技が行われた。
開催両日は突き抜けるような青空が広がる快晴に恵まれた。浅間山も静かに見守っていた。
レクサスはフルラインナップを持ち込み、スーパーGTドライバーによるタクシードライブも行なわれた。
オフロード・エクスペリエンスでは、プロラリードライバーがドライブするLX570の同乗体験走行を実施した。
アストン・マーティンは、究極の存在である限定車のヴァンテージ GT12スペシャル・エディションを特別展示。
GMジャパンは、新型のシボレー・コルベットZ06 クーペとキャデラックのV仕様のデモ走行を行った。
アバルトは注目のビポストを持ち込み、桧井保孝選手のドライブでヒルクライムやジムカーナに挑んだ。
ビンゴスポーツはパガーニ・ゾンダF クラブスポーツとゾンダ・レボリューション、ウアイラを持ち込んだ。
テスラ・モータースはサルーンのモデルP85Dを持ち込み、展示のほか来場者に向けた特別試乗会を行った。
1928年のル・マンで優勝した1927年型ベントレー 4 1/2ℓ オールド・マザー・ガンが特別展示された。
3つめのステージとなるのがジムカーナだ。桧井選手のドライブで果敢に攻めるアバルト695ビポスト。
1988年型 ローラT88/40 マツダ
2000年型 スズキ・フォーミュラ隼
1994年型 孫紫電・ダイハツ
フォードGT40
2009年型 ポルシェ911 GT3 CUP
レクサスLFA スパイダー
レクサスRCFトルセン
2015年型 アストン・マーティンV12ヴァンテージS
2008年型 パガーニ・ゾンダF クラブスポーツ
2015年型 パガーニ・ウアイラ
2015年型 アバルト695ビポスト
1973年型 ポルシェ911E
1998年型 スバル・インプレッサ22B STiバージョン
1991年型 ローバー・ミニ・ジョン・クーパー1300S
1996年型 ジャガーXK8 コンバーチブル。ボルジャ氏のドライブで定時走行セッションの優勝を果たした。
表彰式のプレゼンターは、今回のアバルト・ガールを担当したとんがりガールズが務めた。
ジムカーナはタイムではなく走りのアピール度で評価。アバルト695ビポストに乗る桧井選手が3位に選ばれた。




































