クルマ漬けの毎日から

2023.09.15

ホンダeを運転して、ロケ地から約400km離れた自宅へ帰ることになりました。途中、充電ステーションが使えないというハプニングも。

ホンダeで400kmの旅【クロプリー編集長コラム】

もくじ

短い航続距離
タッチ決済できない!?
最高に楽しいEV
1960年代 N360の面影

translation:Kaoru Kojima(小島 薫)

短い航続距離

私たち英国版AUTOCAR編集部は、EVの特集記事のロケをヨークシャー(イングランド北東部)で行なっていた。

走りは素晴らしいが、短い航続距離でも有名な「ホンダe」もこのロケに同行していた。

ところでロケが終わった時、ホンダeを運転して帰る役目を担うことになったのは、なんと私だった。

同僚たちはみな即刻帰宅する必要があり、それには航続可能距離がまだ200mile(約320km)は残っているEVでロケ地を出発しなければならない。

私の家までの距離はおよそ250mile(約400km)。毎日EVを運転することを誇りに思っている人ならば、航続距離を心配したりしないだろう。

だが、私はまだ航続距離が短いと不安になる。

タッチ決済できない!?

自宅までの移動は、長い旅となった。

というのも、最初の充電ステーションを使うことができなかったからだ。

じつはクレジットカード会社に問い合わせてようやくわかったのだが、私のカードはタッチ決済の使用回数があまりにも多かったため、PINコード(暗証番号)とICカードのリセットを行なう必要があり、最初の充電ステーションで認証されなかったのだ。

そこで、近くのコンビニへ行ってちょっとした物を買い、暗証番号を入力して支払いを済ませたところ、問題解決。いつものように、充電ステーションでタッチ決済できるようになった。

記事に関わった人々

  • 執筆

    スティーブ・クロプリー

    Steve Cropley

    AUTOCAR UK Editor-in-chief。オフィスの最も古株だが好奇心は誰にも負けない。クルマのテクノロジーは、私が長い時間を掛けて蓄積してきた常識をたったの数年で覆してくる。週が変われば、新たな驚きを与えてくれるのだから、1年後なんて全く読めない。だからこそ、いつまでもフレッシュでいられるのだろう。クルマも私も。

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