2022年の彩速ナビ「TYPE M」はもっと繋がる! スマホを無線でミラーリング ミラレコもHD連携に

公開 : 2022.06.20 12:10

スマホとワイヤレスで接続 動画も大画面で

彩速ナビならではのメリットを体験しながらドライブしていたら、スムーズに目的地となる『生活の木 薬香草園』に到着した。

生活の木といえば、ハーブや精油など自然の恵みを生活の中に採り入れるアイテムを販売する店として知られているが、この施設はハーブガーデンを解放しているだけでなく、アーユルベーダサロン、ベーカリー、カルチャースクールなどを有する複合施設。

梅雨前に訪れた時期はダイダイの木の白い花(ネロリ)やストエカスラベンダーなど、その生命力と優しい香りを堪能することができた。

ここで撮影した画像を彩速ナビのモニターに映し出せるということでさっそく連携してみることに。

Android派なら、ワイヤレスでミラーリング

いわゆる“ミラーリング”と呼ばれる機能だが、手持ちのスマホに保存した画像や映像などをカーナビのモニターに映し出すものだ。

この手の機能はHDMIケーブルを繋いで映し出すのが一般的だったが、今回の彩速ナビTYPE MはAndroid端末のワイヤレスミラーリングに対応したというのが実は大きなニュース。

スマートフォンならAndroid派という人は数多くいて、AUTOCAR JAPANのメンバーでもiPhone(iOS)ユーザーとAndroidユーザーとがちょうど半々に分かれているほどだ。

手持ちのスマホで撮影した写真をすぐに大画面に映すことが可能。Androidユーザーなら、ケーブルを使わずにワイヤレスミラーリングで楽しめる。

それなのにAndroidの人気機種をみるとHDMI出力に対応していない機種がほとんど。つまり、ケーブルで繋いでもミラーリングができない。

その点、2022年モデルの彩速ナビは新たにAndroid端末のワイヤレスミラーリングに対応したため、スマホ側にHDMIの出力機能がなくても、Wi-Fi接続をすれば使えるようになったのだ。

(上)たった今Androidで撮影した映像をHD解像度の大画面で再生できてしまう。(下)Android端末を認識させる手順は、ソース切替メニューのなかに追加された「Wireless Mirroring」から行う。

動画を確認してみたら、澄み渡った青空や、風でゆらぐ草花の様子が高精細のモニターに鮮明に映し出されている。楽しい時間を振り返ることができるのは嬉しい。

基本的にはスマホの通信機能を利用するため、大画面でYouTubeなどのストリーミング動画再生の視聴も可能。スマホ同様にアプリをモニター上のタッチで操作できるから扱いやすい。

後席にリアモニターを設置していれば、ちょっとした待ち時間に子どもたちと動画を見て過ごすこともできる。

そんなファミリー層のユーザーに知っておいてもらいたいのが、連携ドライブレコーダーのニュースである。

▶️彩速ナビTYPE M 公式サイトを見る

記事に関わった人々

  • 執筆

    藤島知子

    Tomoko Fujishima

    クルマ関連情報を走り好き目線と女性視点を交えながら紹介。テレビ神奈川の新車情報番組「クルマでいこう!」ではお茶の間の幅広い世代に向けて魅力を発信中。2002年よりモータースポーツに参戦、2021年はKYOJO-CUPやスーパー耐久でドライバーとして奮闘。日本自動車ジャーナリスト協会会員。2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
  • 撮影

    宮澤佳久

    Yoshihisa Miyazawa

    1963年生まれ。日大芸術学部写真学科を卒業後、スタジオ、個人写真家の助手を経て、1989年に独立。人物撮影を中心に、雑誌/広告/カタログ/ウェブ媒体などで撮影。大のクルマ好きでありながら、仕事柄、荷物が多く積める実用車ばかり乗り継いできた。遅咲きデビューの自動車専門誌。多様な被写体を撮ってきた経験を活かしつつ、老体に鞭を打ち日々奮闘中。

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