【第14回】浜先秀彰の絶対的カーグッズ!:ケンウッド彩速ナビがさらに鮮やかに ラインナップも充実

公開 : 2025.11.05 12:05

AUTOCAR JAPANのカーグッズ情報を担当する浜先秀彰が、商品選びのコツや業界の気になる話を月イチで紹介。今回は発表されたばかりのケンウッド彩速ナビについて、詳しくご紹介します。

彩速ナビ TYPE Mがラインナップを拡大し、画面サイズが3種類に

最近はディスプレイオーディオの標準装着化が進んでいますが、市販カーAVシステムの世界もまだまだ元気です。軽自動車やコンパクトカーでは市販品の装着スペースが確保されているクルマが多いですし、クルマの乗り換えサイクルが長期化していることで買い替え需要もあります。

先週の10月30日、ケンウッドがAV一体型ナビの『彩速ナビTYPE M』の2025年モデルや、新型『ディスプレイオーディオ』をリリース。興味深いラインアップを紹介しましょう。

ケンウッド・彩速ナビ TYPE Mは、ラインナップを6機種へと拡大。
ケンウッド・彩速ナビ TYPE Mは、ラインナップを6機種へと拡大。    ケンウッド

ケンウッドの『彩速ナビ』シリーズは、2024年モデルまでハイグレードの『TYPE M』、ミドルクラスの『TYPE S』、ベーシックの『TYPE L』という3シリーズの布陣でした。

今回は中間の『TYPE S』を上級の『TYPE M』と統合する形になったようで、『TYPE M』は従来の2モデルから6モデルへと大幅にバリエーションが増えました。

この6モデルの基本機能は共通で、ボディ形状と画面サイズの違いになります。自分のクルマに最適な高性能機を選べるというわけです。

9型画面搭載はフローティングスタイルの『MDV-M912F(オープン価格/実勢価格・以下同17万円前後)』、インダッシュスタイルの『MDV-M912L(16万円前後)』の2機種。

そして8型画面搭載もフローティングスタイルの『MDV-M812F(13万円前後)』と、インダッシュスタイルの『MDV-M812L(12万円前後)」の2機種を用意。

7型画面搭載はインダッシュスタイルで200mmワイドサイズの『MDV-M712W(10万円前後)』と、同じくインダッシュスタイルで2DINサイズの『MDV-M712(10万円前後)』になります。

いずれもスマホに搭載されたアプリを快適に使えるApple CarPlay/Android Autoに対応していますが、9型画面搭載機についてはワイヤレスでの接続が可能となっています。

機能面での見どころは『オーガニックGUI ADVANCE』の新搭載で、地図画面上にスケールの異なるナビ画面とAV画面を同時に表示させることが可能です。しかも表示パターンは小、中、大、特大の4サイズが選択可能。

彩速ナビ TYPE Mの幅広いラインナップは、カロッツェリア楽ナビの強力なライバルになるでしょう。

記事に関わった人々

  • 執筆

    浜先秀彰

    Hideaki Hamasaki

    千代田工科芸術専門学校写真科を卒業後、自動車専門誌編集部スタッフを経て、フリーランスライターとして独立。現在は執筆、編集、撮影を一人で行うことも多い。カーナビやドラレコのレポートを得意とするが、守備範囲はカスタムパーツや洗車ケミカル、車内小物までを含むカー用品全般となる。YouTube「カーグッズチャンネル」を2021年より運営。

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