2022年の彩速ナビ「TYPE M」はもっと繋がる! スマホを無線でミラーリング ミラレコもHD連携に

公開 : 2022.06.20 12:10

KENWOODの彩速ナビ「TYPE M」が新型に。Androidスマートフォンのワイヤレスミラーリングに対応。ドライブレコーダーもミラレコもHD画質で連携。時代を先取りする進化に触れてみましょう。

もくじ

大画面9V型「MDV-M909HDF」 注目機能は?
スマホとワイヤレスで接続 動画も大画面で
HD画質で2カメラドライブレコーダーと連携

AUTOCAR JAPAN sponsored by KENWOOD
artwork:Daisuke Ebisu(戎大介)

大画面9V型「MDV-M909HDF」 注目機能は?

ハイビジョンで鮮やかな高画質、レスポンスに優れた操作性でサクサク動く気持ち良さなど、使い手の気持ちに寄り添う高性能なカーナビとして支持されてきたKENWOODの彩速ナビ。

2022年5月に発表されたフラッグシップモデル『彩速ナビTYPE M』はスマート連携機能の新たな提案などが話題となった。

2022年モデルのトピックは3つ。選べる大画面ラインナップ、エンタメ機能の進化、安心機能の拡張だ。

先ずは選べる大画面ラインナップ。

2022年モデルになった彩速ナビTYPE Mのフラッグシップ「MDV-M909HDF」。300車種以上に取付けられる9V型フローティングモデルだ。

ミニバンなどに乗るコダワリ層を中心に支持されてきた大画面の9V型に、フローティングタイプとインダッシュタイプの両方が設定されているのはKENWOODならではの魅力だろう。軽自動車やコンパクトカーを中心に人気を得ている7V型のラインナップは、9V型と主な機能に差がないことがポイント。ユーザーは好みの画面サイズを基準に選ぶことができるわけだ。

モニターはハイビジョン(HD)画質で美しい画像や映像を楽しませてくれるのはもちろん、指先の軽いタッチで扱える静電容量方式が採用されている。

目的地検索に便利 フリック操作

さっそく今回の目的地を設定してみると、キーワード検索をする際に面倒な50音の入力がフリック操作に対応していることに驚かされた。

目的地の名前検索がフリック入力に対応。スマートフォンで使い慣れた操作で素早く作業を終えられる。

ア行、カ行といった具合で上下左右に指をスライドさせながら文字を選んでサッと入力できるのはスマホの操作感覚に近い。

そして、洗練されたインテリアの演出にひと役かってくれるのは地図の色づかい。

落ち着いたグレー系の地図色をベースに彩度を高めた案内ルートが浮き立つから、道の状況を把握しやすく、間違えにくい。

地図をさらに見やすく 3Dスライダー機能

建物が複雑に建ち並ぶ都市部を走るルートでは、3Dスライダーが活躍。

ビルを立体的に示す3D俯瞰マップを表示する時、地図を眺める角度がスライダーの操作によって3Dから2Dまで1°単位で調節できる。実際に目で見ている景色と重ねると、進むべき道が分かりやすい。

3Dマップの方位ボタンを長押しすると3Dスライダーが表示され、地図の俯角を1°単位で調節できる。
上段はHD解像度のマップを活かした新地図色「スマートカラー」。下段左は色彩のメリハリを強調するスタンダードな「ダイナミックカラー」。下段右は目に優しい「ダークモード」。

ほかにも、地図の拡大/縮小などの操作も期待以上にサクサク動いてくれるので、使い心地がとにかく爽快。

3画面が1つに 新インターフェイス

今回の行程では、モニター上にカーナビを表示しながら、ドライブに必要な情報やAV画面など、3つを同時に表示しておく使いかたで走ることにした。

2022年モデルのホーム画面は、カーナビの地図、リアルタイムな走行情報、DVDの映像を同時表示できる「オーガニックGUI」によりドライバーが一目で必要な情報を確認できる。

それぞれの表示は指先で任意のサイズに調節できる。このあたりも使い手の気持ちをよく分かってくれていると感じる部分だ。

そして、“ここです案内”は交差点などの分岐点までの距離をカウントダウンしてくれる彩速ナビ・シリーズの象徴的な機能。数百メートル手前から矢印と距離を表示するほか、分岐が近づくとブルーからオレンジに色が変化し、拡大表示で分かりやすく教えてくれる。

これまで培ってきた技術と新たなチャレンジが融合されたTYPE Mだが、スマートフォン時代のエンタメ機能にも大きな進歩があったので見ていきたい。

▶️彩速ナビTYPE M 公式サイトを見る

記事に関わった人々

  • 執筆

    藤島知子

    Tomoko Fujishima

    クルマ関連情報を走り好き目線と女性視点を交えながら紹介。テレビ神奈川の新車情報番組「クルマでいこう!」ではお茶の間の幅広い世代に向けて魅力を発信中。2002年よりモータースポーツに参戦、2021年はKYOJO-CUPやスーパー耐久でドライバーとして奮闘。日本自動車ジャーナリスト協会会員。2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
  • 撮影

    宮澤佳久

    Yoshihisa Miyazawa

    1963年生まれ。日大芸術学部写真学科を卒業後、スタジオ、個人写真家の助手を経て、1989年に独立。人物撮影を中心に、雑誌/広告/カタログ/ウェブ媒体などで撮影。大のクルマ好きでありながら、仕事柄、荷物が多く積める実用車ばかり乗り継いできた。遅咲きデビューの自動車専門誌。多様な被写体を撮ってきた経験を活かしつつ、老体に鞭を打ち日々奮闘中。

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