カーレビュー

2018.07.08

ロードテスト スバルXV ★★★★★★☆☆☆☆

スバルXV 2.0iリニアトロニックSEプレミアム

編集部より

スバルの新開発プラットフォームを採用し、高評価を得た先代以上の走りが期待される新型XV。シャシーの進化は確かに感じられました。しかし、それに見合うエンジンを得られなかったことが、残念な評価を決定づけてしまいました。

もくじ

はじめに
意匠と技術
内装
走り
使い勝手
乗り味
購入と維持
スペック
結論

はじめに

暗い話から始めるのは気が進まないが、スバルの英国における2016年のシェアは0.1%ほどで、昨年はここからさらに数字を減らした。日本やアメリカでの堅調ぶりとは対象的だ。道を見極めるのは難しく、それだけにラリーに傾倒した時期の遺産であるWRX STIの先行きが不安定になった時こそ、おそらくはスバルが現状を再評価すべき時となる。その中心となるのが、現在の主力となっているハッチバックと、1972年のレオーネワゴンに採用され、手頃なロードカーとしてはパイオニアとなった、ブランドの遺伝子ともいうべき4WDだ。それに引き上げられた車高を組み合わせることには、近年の傾向を考えれば何の問題もないだろう。

2012年にインプレッサのバリエーション扱いから独立車種となり、キープコンセプトながら大幅に刷新されたXVは、これらの要素がばっちり当てはまるモデルだ。先代モデルは、内装の質感不足や、キャラクターを反映してややハードな乗り心地が批判された。しかし、それさえ改善されれば、スバルの武器になるクルマだと言える。世のクロスオーバーに足りないものがあるとすれば、出自の確かさだからだ。

結局のところ、クロスオーバーを真剣に手に入れたいというユーザーはそう多くないが、頼もしく快適なハッチバックに真のオフロード性能を組み合わせたクルマであれば話は違う。これに魅力を感じるという声は少なくないだろう。果たして、そうした層を満足させるものとなっているのか。検証してみよう。

 

意匠と技術 ▶ 内装 ▶ 走り ▶ 使い勝手 ▶ 乗り味 ▶ 購入と維持 ▶ スペック ▶ 結論

 
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