試乗 新型フォード・フィエスタST 2018年最高の仕上がり

2018.07.27

100字サマリー

従来モデル以上の洗練性を獲得し、赤いSTバッジを付けた最新ホットハッチ、フィエスタが登場です。速度域を問わず、ライバルよりも満足できる走りを得たという内容を、英国の道で詳しく見ていきます。

もくじ

どんなクルマ?
2018年最高の仕上がりの1台
フィエスタとして初めてLSDを搭載
どんな感じ?
皮肉めいた表現は必要ない
やみつきになるコーナリング
気になる点もなくはないけれど
「買い」か?
味わわないのがもったいない
スペック
フォード・フィエスタSTのスペック

どんなクルマ?

2018年最高の仕上がりの1台

英国編集部のマット・ソーンダースは、すでにベルギーにあるフォード・ロンメル試験場で試乗をしているが、新しいフィエスタSTが飛躍的な進化を遂げていると話していた。2018年では最高の仕上がりだといえる、手頃な価格のドライバーズカーがもつテクニカル・ハイライトを、この英国の道を舞台に詳しく見ていきたい。

まずはエンジンルームから。先代のフィナーレを飾ったST200が搭載していた、199psを発生させる1.6ℓの4気筒エンジンは、アルミニウム製の1.5ℓ3気筒エンジンに換装された。まったく同じ199psという最高出力を、まったく同じ6000rpmという回転数で叩き出す。最大トルクも同等の29.5kg-mではあるが、その発生回転数は、はわずか1600rpmから4000rpmに渡る。

その結果、0-100km/h加速では、ST200より0.2秒短い、6.7秒をマーク。スーパーミニのカテゴリーとしては、かなり熱い数字だ。事実、より軽量でパワフル、乗り心地の我慢も必要で高額な資金も求められる、トヨタ・ヤリス(ヴィッツ)GRMNよりもわずか0.1秒遅いだけの俊足ぶり。

また6速でレッドゾーンまで引っ張れば、最高速度は231km/hに到達する。この動力性能は、実は2002年のフォーカスRSに匹敵するものなのだ。

 
最新試乗記