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ポルシェ・タイカン プロトタイプに助手席試乗 雪上でその性能を試す

2019.04.28

100字サマリー

9月の正式発表を前に、AUTOCAR編集部はスウェーデン北部のラップランドで行われたポルシェ・タイカン・プロトタイプ雪上走行会に参加しました。予想よりも車体がコンパクトと評されたタイカンですが、その性能と存在感はどうだったのでしょうか。

もくじ

雪上でプロトタイプを体感
EVだからといって妥協しないスポーツ性
こだわりの静寂性と加速性能
オンオフ双方でテスト
タイカンの今後はいかに

雪上でプロトタイプを体感

「では何をしましょうか? 円描きドリフトもできますよ」とシャシー担当のエンジニアは興奮を隠せない声で言った。スウェーデン北部にある永遠と続く氷土に来ては、雪上でドリフトしないというのはなんとももったいない行為だろう。そして気がつけばわたしはタイカンの車内でクルクル回っているのを体感していたのだ。

「ポルシェの既存の4輪駆動車と全く同じです」とタイカンプログラムのエンジニア、クリスティアン・ヴォルフスリードは言う。前後それぞれのアクスルが組み合わさり、●●

ポルシェがわたしたちをラップランドまで呼び寄せたのも、このタイカンが電気自動車ではあるものの、その性能はれっきとしたポルシェなのであると繰り返し主張したいからのように思える。

わたしはタイカンを未だ運転しておらず、ただ誰かが運転するのを横に乗せてもらっただけだ。それだけでわたしはその日体感したことがシャシーの巧妙さのおかげであり、ドライバーのスキルによるものではないと判断できるだろうか? もちろん無理だ。

そして例え判断できたとしても、凍った湖や雪上でのハンドリングから一般の人が思い描く実用的な道路状況におけるそれを想像することは可能だろうか? それも自信はない。

もちろんわたしはハンドルを握っていないので、ステアリングフィールなどは判断しかねる。これから読んでいただくインプレッションはあくまで横に乗っていて思ったことに過ぎない。

 
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