マツダらしい訴求力 マツダCX−30 スカイアクティブGとXの両車に試乗

2019.09.18

100字サマリー

マツダの新しいハッチバック「3」をベースとした、コンパクト・クロスオーバー、CX−30。優れたハンドリングや流麗なエクステリアデザインなど、検討候補として推奨できる仕上がりとなっているようです。スペインで評価しました。

もくじ

マツダのクロスオーバーへの本気度
シンプルで流れるようなボディデザイン
マツダらしいハンドリングも魅力
運転も楽しめるコンパクト・クロスオーバー
マツダCX−30 2.0スカイアクティブGのスペック

マツダのクロスオーバーへの本気度

translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)

マツダCX−30からは、クロスオーバーにおけるマツダの本気度がうかがえる。もしこれから日産キャシュカイ(デュアリス)と同サイズのクロスオーバーをこれから生み出そうと考えたとしても、他のブランドからも多数出揃っている現状を見ると、機を逸していると思えるだろう。同様に、ルノー・キャプチャーのようなモデルの2世代目を狙っても、遅すぎるかもしれない。

いま成長しているカテゴリーは、デザインが優れたファッションアイテムのようなクロスオーバー。ミニ・クロスオーバー(カントリーマン)やアウディQ2、BMW X2、レクサスUX、フォルクスワーゲンTロック、トヨタC-HRなど、すでに選択肢は充実しているが、いずれも多少の実用性を犠牲にしつつ、ビジュアル面での訴求力を高めている。

マツダCX−30 2.0スカイアクティブG(欧州仕様)
マツダCX−30 2.0スカイアクティブG(欧州仕様)

このカテゴリーに加わろうというのが、新しいマツダのCX−30。マツダによれば、CX-5に迫る車内空間をCX-3に近い車体サイズで実現した点も強みなようだが、上質な素材で仕上げられた車内と、美しいエクステリアデザインとの組み合わせが本当のストロングポイントだといえる。

英国には2019年末に導入予定で、2種類のガソリンエンジンが選択できる予定。ハイパワーな方は、圧縮点火技術を採用した2.0LのスカイアクティブXユニットで、前回プロトタイプを試乗している。今回はスカイアクティブXに加えて、通常の2.0L 4気筒ユニットも試乗することができた。どちらのエンジンにも電圧12Vのマイルド・ハイブリッドシステムが搭載される。英国の場合、ディーゼルエンジンの選択肢は用意されない模様。

 
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