ケータハム、自転車用の鋼管技術を使って超軽量スポーツを作製

2016.03.31

ケータハムは、自転車用の鋼管技術を自社のスペース・フレーム構造とドッキングさせることで、2017年にデビューが予定されている超軽量スポーツの製作に活かしたいと考えているようだ。

自転車用鋼管技術のスペシャリストであるレイノルズ・テクノロジーと、コンピュータ技術のコンサルティング・ファームであるシンパクトと共にこのプロジェクトはスタートしており、ケータハムはセブン270で既に捻れ剛性を過去のモデルと同じながら10%も軽量なフレームを完成させている。

このプロジェクトは6ヶ月間の期間を要するが、ニッチ・ビークル・ネットワーク・シンポジウムによる資金面も含む強力なサポートも今月初旬にとりつけているという。

1台あたり£1,000〜2,000(16〜32万円)のエクストラ・コストになるというが、それでもケータハムはこのテクノロジーを2017年から始まるスーパーライトウエイト・セブンに使用する予定だ。

この超軽量セブンに使われるフレームは、接合部分は従来と同じものの、その間の径が細くなるのが特徴。接合部の強度を保ったまま、部位によっては最高50%の軽量化が可能だという。実際には、セブンのフレームは55kgであるが、これが仮に10%軽量化されると5.5kgのダイエットとなる。この数値は、通常では本当に僅かなものと感じられるかもしれないが、セブン270の全体の車重が540kgであることを考えると、実に大きなものとなる。

面白いことに、ケータハムのプロトタイプは、453本の高張力鋼管を使うが、新しい素材の使用もあって、その重さは軽減されているという。

ケータハムのCTOであるサイモン・ランバートは、「ケータハムはライトウエイト・スポーツカー・メーカーとして名を馳せている。われわれは、軽量であることが、エミッションにとっても有利になると考えている。また、ケータハムのオーナーにはサイクリストも多い。ケータハムがレイノルズ・テクノロジーとタッグを組むことは、そういったサイクリストでもあるオーナーにとっても歓迎されることだろう。」とコメントしている。

 
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