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2019.06.19

排気音が大きすぎるクルマ、新カメラ・システムで特定 英運輸省の試験運用始まる

編集部より

英国運輸省が、騒音基準を超える(マフラー等を違法改造した)車両をカメラで捉え、ナンバープレートから特定する取り締まりシステムを製作。「ノイズ・カメラ」プロトタイプについてレポートします。

違法な排気音の取締りを強化

英国運輸省は、排気音の音量が大きすぎるクルマを取り締まる、新しいカメラ・システムの試験運用を始める。

英国政府は、この「ノイズ・カメラ」のプロトタイプを製作させている。7カ月以内に英国内のいくつかの場所に設置される予定だ。これは通過する車両の騒音レベルを計測し、違反している車両があれば自動的にナンバープレートを認識して特定するシステムだ。

運輸省はこの取り締まりを開始する理由として、「違法で過剰な騒音を出す車両」は近隣住民に「苦痛」を与え、特に農村地帯の住民に「深刻な健康被害」を引き起こすとしている。

政府は法で定められた騒音基準の最大値を変更していないが、運輸省によれば現在の騒音取締は後手に回ることが多く、個人的な判断によるところが大きいとしている。今回の新しい計測システムを導入すれば、「ノイズ・カメラの設置場所に基づき車両のクラスや速度を考慮して、騒音基準を超えている違反車両を特定することができる」と述べている。

クリス・グレイリング運輸大臣は次のように語っている。「この試験運用は、法律を遵守しているドライバーではなく、規制を無視した騒音を撒き散らすドライバーを対象とするものです。公道を走るすべての車両は、法律で定められている騒音基準に適合していなければなりません」

「ひとたび公道に出れば、排気管と消音装置は法で定められたとおりに正しく機能することが求められます。排気音を増大させる改造は許されません」

 
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