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さまざまな問題を抱える英国のEV充電施設 数だけでなく質も重要

2019.07.15

100字サマリー

EVの普及を促進させるためには、単に充電施設の数を増やせばいいというわけではありません。ユーザーにとっての利便性を高めるため、充電コネクターや支払い方法の統一など解決すべき問題が多数残されているといいます。

もくじ

施設の数より利便性や信頼性の低さ
4分の1近くの充電施設が利用不可とのデータも
統一されていないコネクターや支払いシステム
一度限りの支払いも可能に
卵が先か、鶏が先か

施設の数より利便性や信頼性の低さ

英国の公共充電施設は、電気自動車の普及に合わせて増加しつつある。しかし、今では新たな問題が浮かび上がってきた。充電施設ネットワークの利便性や信頼性の低さだ。

充電施設のマップを提供するZap-Mapの最新データによると、英国には現在、1万3702カ所の公共充電設備があり、合計2万3280台分の充電プラグが備わっている。

これらの充電器が、最近ますます増えている超低排出ガスのクラスに区分されるクルマ(その多くが電気自動車だ)を支えている。その数は、英国運輸省のデータによると、2018年末の時点で18万5853台だった。

フォルクスワーゲンやヴォグゾール、プジョー、そしてホンダなどの自動車会社が、電気自動車のラインアップを増やそうとしている。2030年までに英国でプラグイン車の数は100万台以上に急増すると、コンサルティング会社のデロッティによる最近の調査では予想されている。しかしながら、その多くは自宅で充電するため、必要な公共充電施設の数は2万8000カ所で足りるとのことだ。

 
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