今年話題となったコンセプト・モデルたち

公開 : 2014.12.24 23:50  更新 : 2017.06.01 02:11

  • インフィニティQ50オールージュ

  • インフィニティQ80インスピレーション

  • キアGT4スティンガー

  • ランボルギーニ5−95ザガート

  • ランボルギーニ・アステリオン

  • ランドローバー・ディスカバリー・ビジョン・コンセプト

インフィニティQ50オールージュ

1月のデトロイト・モーターショーにて初お披露目されたQ50オールージュは、BMW M5やアウディRS6との直接対決を目論む。親会社である日産が擁するGT-Rが載せる3.8ℓ V型6気筒ツインターボ・ユニットをオールージュ専用にチューンすることにより560psと61.1kg-mを発揮。最高速度は290psに制限される傍ら、0-100km/hタイムが ”4.0秒以下” と聞けば、乗る前からくらりとしてくる。プロトタイプの試乗記事はコチラから。

インフィニティQ80インスピレーション

パリ・モーターショーでかなりの注目を集めたモデルの1台。このクルマを生産することにより ”プレミアム・サルーンのカテゴリーは大混乱することになるだろう” と意気込むインフィニティは、メルセデス・ベンツSクラスやBMW7シリーズとの対決を目論んでいる。3.0ℓ V型6気筒ツインターボと電気モーターは最大で551psを発揮。組み合わされるギアボックスは9速のオートマティックで、燃料消費率は18.2km/ℓに及ぶのだそう。既に製品化へのゴーサインが出ており、3−5年以内に販売が開始される予定だ。

キアGT4スティンガー

トヨタ86の直接的なライバルとして、キアからGT4スティンガーが投入される。こちらのモデルも86と同じくFRとなり、6速マニュアル・ギアボックスと組み合わさる4気筒ターボ・ユニットは319psを発揮。2016年までには販売される予定だ。4ドアのファストバック版も計画しており、こちらは3.3ℓ V型6気筒ターボは395psを発揮する。心躍る時代の到来はもうすぐだ。

ランボルギーニ5−95ザガート

由緒正しきヴィラ・デステ・コンクール・デレガンスにた華やかなデビューを飾った5−95ザガートのシャシーはガヤルドと共通。ボディをぐるりと囲うように配されたガラスは1940年代のザガートのデザイン・テーマを彷彿とさせる。

ランボルギーニ・アステリオン

パリ・モーターショーの会場内で、はらりとベールを脱いだ時、その息を呑むようなルックスに会場内の視線は釘付けになった。電気モーターと5.2ℓ V型10気筒ユニットの共同作業により910psを叩き出すアステリオンは、前部に位置する電気モーターのみで最高速度は126km/hに達し、61.2kmを走り抜ける。

ランドローバー・ディスカバリー・ビジョン・コンセプト

4月、北京モーターショーにて披露されたディスカバリー・ビジョン・コンセプトは、ディスカバリーの名を冠する4つのモデルがこれから登場することを示唆した。険しい岩場などでもアプリケーションを介して遠隔操作できるシステムを含む、多くの新技術もディスカバリー・ビジョンの目玉だ。

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