【Juju(野田樹潤)ブログ】第133話:オーバーテイクで意地を見せた菅生

公開 : 2026.09.05 12:05

菅生のコースは、ヨーロッパのサーキットのような雰囲気や高低差があって、私は好きなのですが、土曜日はなかなかギアが噛み合わない感じで終わってしまったのでした。

そうそう、パーマ、かけました。ヘルメットを着ける際、アレンジが楽になったのが嬉しい。
そうそう、パーマ、かけました。ヘルメットを着ける際、アレンジが楽になったのが嬉しい。    Triple Tree Racing

ところが決勝当日、朝9時半にはじまった練習走行では、セッティングが上手く作用したようで、私はそれぞれのセクターで自己ベストのタイムを記録できました。

前日の結果を受けて少し沈んでいたチームにも活気が戻ってきたように感じたので、決勝もこの調子で攻めるしかないと心に決めたのです。

好調の決勝! オーバーテイクを連発

決勝レースのスタートは14時20分。気温は昨日より低めでした。

私はスタートを成功させ、すぐに前を行くマシンとのバトルが始まりました。菅生はなかなか抜きどころがありませんが、最終コーナーでうまく前のマシンのスリップに入ってOTSを使えばチャンスが生まれます。

マシンの状態がどんどんよくなっていく中、決勝への期待が漲ります。
マシンの状態がどんどんよくなっていく中、決勝への期待が漲ります。    Triple Tree Racing

私は20周目の1コーナーでジュリアーノ・アレジ選手のインに飛び込んで、オーバーテイクに成功。

何台かのマシンが早めにピットインしたので13位まで順位を上げることができました。

レースの後、松下信治選手が「Juju、すげー」って褒めてくれました。
レースの後、松下信治選手が「Juju、すげー」って褒めてくれました。    Triple Tree Racing

タイヤ交換のピットインは51周のレースのちょうど半分あたり(25周目)。ですが、私がピットアウトした直後にセーフティカーが入り、せっかく抜いたマシンに前に出られてしまったのでした。

あー、残念。

クリーンエアで走れたら、とか、ペースの速い中で走れたら、とか、目指したいところがたくさんあります。
クリーンエアで走れたら、とか、ペースの速い中で走れたら、とか、目指したいところがたくさんあります。    Triple Tree Racing

その後は少し雨などもパラつきましたが、その時でもマシンの感触は良く、前を行くマシンを着実に追いつめることができました。

そして43周目の1コーナーでは、再びジュリアーノ選手をパスすることができ、私は17位でレースを終えることができました。

次のレースまでも、やることはたくさん! 準備して備えます。
次のレースまでも、やることはたくさん! 準備して備えます。    Triple Tree Racing

決勝が始まるまでは、うまくかみ合わない週末でしたが、それでもマシンの調子は良く、タイヤ交換も完璧。うまくレースをまとめられたと思います。

これで予選がもう少し前の順位だったら! 

それが今後の目標です。

次のレースまで少し時間が空きますが、私はその間、国内でF3マシンをドライブしたり、ヨーロッパで走り込みをする予定です。

次戦は10月10~11日の富士スピードウェイなので、ぜひみなさん応援に来てください。よろしくお願いします!

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」。2024年8月、FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人に選出された。

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