【Juju(野田樹潤)ブログ】第132話:大忙しでアンラッキー、富士3連戦

公開 : 2026.08.06 12:05

富士スピードウェイで行われた全日本スーパーフォーミュラ選手権の第2回公式テストから約3週間後、7月17~19日に行われた富士3連戦の様子をレポートします。

新体制で挑んだ富士のレース

こんにちは。Juju(野田樹潤)です。

暑い日が続いていますが、みなさん、お元気ですか? 

真夏の3連戦! いよいよ開幕です。
真夏の3連戦! いよいよ開幕です。    Triple Tree Racing

前回のテストに引き続き、今回は7月17~19日に富士スピードウェイで開催された、全日本スーパーフォーミュラ選手権の第3戦と6戦と7戦のレースの模様をお送りします。

えーと、今回はちょっと変則的なんですが、4月末に九州のオートポリスで開催された第3戦の決勝が天候不良で延期になってしまい、それが今回の富士で開催されるというわけなんです。

なので、17日は公式練習で、18日の午前中に第6戦と7戦の予選、午後に第6戦の決勝レース。翌19日は午前中に第3戦の決勝、午後に第7戦の決勝という大忙しの週末だったわけです。

3日間に、公式練習と予選2回、決勝3回というスケジュールです。
3日間に、公式練習と予選2回、決勝3回というスケジュールです。    Triple Tree Racing

レースの前に、Triple Tree Racingの体制に変化があったことを、改めてお伝えしておきますね。

チーム代表に土沼広芳さん、そして新設されたチームアドバイザーとして元レーシングドライバーの森本晃生さんが加わってくれました。

土沼さんはエンジニアさんたちの憧れの存在。現場の発言が増えて雰囲気がよくなりました。
土沼さんはエンジニアさんたちの憧れの存在。現場の発言が増えて雰囲気がよくなりました。    Triple Tree Racing

ふたりとも父(野田英樹監督)が現役時代からお世話になっており、私も以前からお話したりすることがありました。より多角的な視野でアドバイスを頂けると思うので、とても心強いです。

さて肝心の17日の走行は、軽い雨に降られました。そしてオーバーステアが強く、テストの時と同じようにいまひとつストレートスピードが伸びない! ちょっと不安を抱えたはじまりになってしまいました。

賭けに出た予選、その意味はあったはず

18日の予選がはじまる段階で、路面は濡れていました。そこで監督から無線で「一発賭けに出て、ドライで行ってみる?」と提案されたので、上位進出の可能性を賭けてただ1台だけ、スリックタイヤで行ってみました。

ところが我々が期待していたよりも路面は乾かず、私はタイヤの温度を上げきれないままチェッカーとなり、Q1敗退となってしまったのでした。

前日からクルマが飛躍的によくなる、ということはなかったので、勝負に出てみました。
前日からクルマが飛躍的によくなる、ということはなかったので、勝負に出てみました。    Triple Tree Racing

次の第7戦の予選Q1は1台スピンするマシンがいて、赤旗中断。残りの僅かな時間では1回のアタックしかできず、12番手。Q2進出はなりませんでした。

他のチームの状況を見ていると、温度の問題ではなさそう。なぜテストとこんなに違っちゃったのかな。
他のチームの状況を見ていると、温度の問題ではなさそう。なぜテストとこんなに違っちゃったのかな。    Triple Tree Racing

第6戦の決勝は、午後4時15分からはじまりました。スタートの混乱で2台をパスできましたが、すぐ1台に抜き返されて23位。レース序盤に弱い雨が降りましたが、私たちはステイアウトする作戦をとり、自己ベストのタイムを刻みつつ20周目には14位まで順位を上げました。

そして24周目にタイヤ交換のピットイン。その後も集中して前のマシンを追い、22位でチェッカーを受けました。

富士は大好きなコースで、この3連戦は気合いが入っていたのですが……
富士は大好きなコースで、この3連戦は気合いが入っていたのですが……    Triple Tree Racing

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」。2024年8月、FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人に選出された。

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