ボッシュ、年次定例記者会見を開催

2015.06.18

ボッシュは、毎年恒例の年次定例記者会見を開催した。

プレゼンテーションのなかでウド・ヴォルツ代表取締役社長は、今後自動車分野における電動化、ネットワーク化と、それに応じて自動化が進むとして、「革新的な製品やソリューションに対する需要の伸びが期待される」と語った。

具体的には、この先10年間はモーターアシストを受けながらも内燃機関が主流であり続けるが、そのなかでも燃費と快適性を両立できる ‘48Vハイブリッド’ が理想的なソリューションであるとしている。

300Vもの電圧を用いるフル・ハイブリッドに対して、低電圧の48Vハイブリッド・システムの主な利点は、回生効率アップによる燃料消費量の最大15%低減、最大15.3kg-mのトルク向上、高電圧システムより低コストの保護システムなどがあげられる。ボッシュの強みは、システムを構成するコンポーネントを単体だけでなくシステム(ECU、DC/DCコンバーター、インバーター付きモーター、リチウムイオン・バッテリー)として提供できる点だ。

また、電動パワーステアリングも、従来の油圧式に対してエネルギーを90%低減し、20%の軽量化を実現するだけでなく、未来の自動運転に欠かせない技術だという。ボッシュは、車両サイズやステアリングの性能に応じてEPSc(コラム式)、EPSdp(デュアルピニオン式)、EPSapa(アクシスパレル式)を揃える。なおボッシュは、ステアリング・システムを世界的に展開していたZFLS社を本年1月に完全子会社化している。

 
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