【ナイトパッケージ標準装備】メルセデス・ベンツGLE、GLSに新グレード『ナイトエディション』追加

公開 : 2025.12.19 17:05

メルセデスの上級SUVモデルのGLEシリーズとGLSに『ナイトエディション』が追加されました。いずれも『ナイトパッケージ』の標準装備化により、引き締まったエクステリアが特徴的です。

GLE/GLSに『ナイトエディション』追加

メルセデス・ベンツ日本は、EセグメントSUVのGLEシリーズとフラッグシップSUVのGLSに新グレード『ナイトエディション』を追加、販売を開始した。

『ナイトエディション』は、近年のメルセデス・ベンツ各モデルに限定車として用いられている名称で、主に『ナイトパッケージ』の採用などにより内外装のアクセントパーツをブラック仕上げとして、統一感ある精悍な印象と装備と価格のバランスを両立したモデルとなっている。

GLEとGLSに新グレード『ナイトエディション』を追加。
GLEとGLSに新グレード『ナイトエディション』を追加。    メルセデス・ベンツ日本

今回、GLE(SUV/クーペ)とGLSに設定された『ナイトエディション』は、限定車ではなく通常ラインナップとされた。

価格は、『GLE450d 4マチック・スポーツ・ナイトエディション』が1482万円、『GLE450d 4マチック・クーペ・スポーツ・ナイトエディション』が1518万円、『GLS450d 4マチック・ナイトエディション』が1534万円となっている。

GLEナイトエディション

GLEのナイトエディションは、SUV、クーペ共に、3.0L直列6気筒ディーゼルターボエンジンを搭載した『GLE450d 4マチック・スポーツ』をベースとしている。

エクステリアは『ナイトパッケージ』の採用により、ドアミラー、ルーフレール、フロントリップ、リアバンパーをブラック仕上げ、ドアハンドル上部ダーククローム仕様となり、黒を基調とした22インチAMGアルミホイールを組み合わせることで、引き締まったイメージを体現している。

3.0L直6ディーゼルターボを搭載した『GLE450d 4マチック・スポーツ』がベース。
3.0L直6ディーゼルターボを搭載した『GLE450d 4マチック・スポーツ』がベース。    メルセデス・ベンツ日本

インテリアには、ブラックのナッパレザーシートを採用し、アンスラサイトオークウッドインテリアトリムや本革巻きスポーツステアリング(ナッパレザー)との組み合わせで、上質で統一感ある室内となっている。

フットワークには、従来通りエアマチックサスペンションとアダプティブダンピングシステムを標準装備し、路面や走行状況に応じて減衰力を自動最適化する。さらに、走行安定性と快適性を高めるEアクティブボディコントロールパッケージも有償オプションで選択可能となっている。

GLSナイトエディション

フラッグシップSUVのGLSでは、新たなベースモデルとして『GLS450d 4マチック・ナイトエディション』を設定し、装備の充実を図っている。

標準ホイールを20インチから23インチへと大径化することで、より重厚感のあるスタイルを実現したほか、フロントグリルをダーククロームに変更する『ナイトパッケージ』や、『AMGラインエクステリア』を標準化することで、圧倒的な存在感を強調している。

『ナイトパッケージ』や、『AMGラインエクステリア』を標準化した。
『ナイトパッケージ』や、『AMGラインエクステリア』を標準化した。    メルセデス・ベンツ日本

インテリアには贅沢なナッパレザーのシートやスポーツステアリングを採用し、スポーティさと品格を両立させた空間を演出している。

ボディカラーは、ナイトパッケージと調和する『オブシディアンブラック(メタリック)』および有償オプションとして『マヌファクトゥーア・パリスホワイト(メタリック)』、『マヌファクトゥーア・アルペングレー(ソリッド)』が設定される。

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  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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