ミウラSVからレヴエルトSVまで、ランボルギーニ・スーパーヴェローチェ『公式』ヒストリー(1) 圧倒的な速さを誇る55年の系譜

公開 : 2026.09.20 11:40

各時代においてパフォーマンスの限界を塗り替えてきた

アウトモビリ・ランボルギーニのチェアマン&CEOであるステファン・ヴィンケルマン氏は次のように述べている。

「55年にわたり、SVはランボルギーニV12の哲学を象徴する重要な存在でした。歴代のどのスーパーヴェローチェも、イノベーション、軽量化技術、特別感、そして純粋なドライビングの歓びという、ランボルギーニを常に際立たせてきた価値観に忠実でありながら、各時代においてパフォーマンスの限界を塗り替えてきました。

レヴエルトSVのアンベール前に登場したステファン・ヴィンケルマン氏。
レヴエルトSVのアンベール前に登場したステファン・ヴィンケルマン氏。    ランボルギーニ

私自身にとっても、ムルシエラゴLP670-4SV、アヴェンタドールSV、そして今年のレヴエルトSVと、3世代のスーパーヴェローチェを発表できたことを光栄に思います。それぞれが、ミウラSVから始まった伝統を受け継ぎながら、その時代におけるランボルギーニのパフォーマンスの頂点を体現するモデルとなっています」

レヴエルトSVは、ランボルギーニ史上初めてハイブリッドパワートレインを採用するスーパーヴェローチェであり、感情に訴える自然吸気V12エンジンの魅力とハイブリッド技術が生み出す圧倒的なパワーと効率性を融合させることで、新たなベンチマークを確立している。

1963台の限定生産となる本モデルは、最高出力1065ps、最大トルク1425Nmを発揮し、ランボルギーニの市販車として最高の数値を記録し、ハイパフォーマンスの新時代に向けてスーパーヴェローチェの哲学を再定義している。

特別感、純粋なドライビングの歓び、卓越した技術

アウトモビリ・ランボルギーニのチーフマーケティング&セールスオフィサーであるフェデリコ・フォスキーニ氏は次のようにコメントしている。

「ランボルギーニの歴史を通して、SVモデルは当社の自動車の個性とパフォーマンスを極限まで追求した存在として位置付けられてきました。お客様にとって、SVは単なる高性能モデルをはるかに超える存在であり、特別感、純粋なドライビングの歓び、卓越した技術という唯一無二の組み合わせを体現するものです。

ミウラSVからレヴエルトSVまで、ドライビングの歓びとパフォーマンスの限界を再定義し続ける。
ミウラSVからレヴエルトSVまで、ドライビングの歓びとパフォーマンスの限界を再定義し続ける。    ランボルギーニ

レヴエルトSVでは、この哲学が新たな時代へと進み、ランボルギーニの自然吸気V12ならではの感動が、電動化および先進的なビークルダイナミクスと融合されています。その結果として、最も情熱的なコレクターやドライバーの皆様に向けた、スーパーヴェローチェの系譜における新たなベンチマークが誕生しました」

SVモデルには、各時代の最先端技術が採用されてきたが、妥協のないパフォーマンス、より精緻なハンドリング、特別感、そしてドライバーとマシンの一体感を高めるためのドライビング体験という、スーパーヴェローチェが持つ本質的なコンセプトが変わることはない。

ミウラSVからレヴエルトSVまで、ランボルギーニのスーパーヴェローチェは55年にわたり、ドライビングの歓びとパフォーマンスの限界を再定義し続けている。

*ミウラSVからレヴエルトSVまで、ランボルギーニ・スーパーヴェローチェ『公式』ヒストリー(2)へと続きます。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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