フェイスリフト版メルセデスSLがプレビュー

公開 : 2015.11.12 22:30  更新 : 2017.06.01 01:42

今月の終わりに開催予定のロサンゼルス・モーターショーに先駆けて、メルセデス・ベンツはフェイスリフト版のSLの画像を一部公開した。

画像が示すとおり、現在のメルセデス・ファミリー、とりわけメルセデス AMG GTに通じるデザインが施されることとなった。

リア部分は、エグゾースト系に変更を受け、リア・バンパーにもマイナーな変化が与えられる模様だ。

エンジン・ラインナップに変化はなさそうだ。3.0ℓ V6、4.6ℓおよび5.5ℓのV8、そして6.0ℓのV12という4本立てだ。

ハイ・パフォーマンス・モデルのSL63は585psの5.5ℓ V8エンジンを引きつづき搭載すると考えられている。

4月のSLKの変更がそうであったように既存の7速ATは、9速ATに置きかえられることも考えられる。もちろんSLにとって初のことである。

このトランスミッションの採用で、SLKでは0-100km/h加速が向上したばかりでなく、燃費も向上するはずだ。

インテリアではコマンド・ソフトウェアの最新版が与えられるなどするほか、より高級なイメージを持たすための新しい素材が使用される。また、タッチ・センシティブ・コントローラーも大きなポジションを占める。

SLC(これまでのSLK)は2016年初頭のローンチ予定となることから、フェイスリフト版のSLは来年の半ばになる可能性が高い。

GLS(これまでのGL)も同じくロサンゼルス・モーターショーで公開される見込みだ。

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