ノーブルM600スピードスター

公開 : 2016.08.02 05:40  更新 : 2017.05.29 18:50

車重が1198kgしかなく、エンジンが660psを生みだすことを考えれば、素早い発進も簡単である。

ギアボックスは煮詰め直しが必須だが、これに関してはノーブルも気づいている。よって希望が湧いてくる。

■「買い」か?

ノーブルをこよなく愛する人の気持ちがよくわかる。

M600が最初にデビューしてしばらくが経ったが、乗り心地/ステア・フィール/ハンドリングの正確性だけではなく、ミド・エンジン・スーパーカーとしてどうあるべきかを追求してきたこともよくわかる。

わたしが買うならばマニュアルにするだろう。マニュアルの方がM600のキャラクターに合っているからだ。そしてクーペにするだろう。クーペにしかないピュリティをわたし自身が信じているからだ。

しかし、オープン・モデルやオートマティックを追加するなど、ノーブルが近代のカスタマーのことを考えていることがわかっただけでも嬉しいではないか。ランボやフェラーリマクラーレンにはない味わいがある。


ノーブルM600スピードスター

価格 £296,400(4,005万円)
最高速度 約362km/h
0-100km/h加速 3.5秒
燃費 7.1km/ℓ
CO2排出量 333g/km
乾燥重量 1198kg
エンジン V型8気筒4439ccツイン・ターボ
最高出力 660ps/6800rpm
最大トルク 83.5kg-m/3800rpm
ギアボックス 6速オートマティック


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