6速マニュアルが標準であり、オプションにて、油圧アクチュエーター付きのオートメーテッド・マニュアル(現在進行形で調整中)を選ぶこともできる。

また、取り外し可能なルーフのために、インテリアも仕上げ段階のまっただ中だという。ルーフ・パネルといえどもさしたる重量ではなく、荷室に収納可能である。

■どんな感じ?

少量生産のクルマに求められる室内のクオリティはクリアしており、レザーのステッチ、カーボンの仕上げ、部材のフィッティングはすべて第一級である。

ただ、ここ最近ノーブルがディーラーとして指定したバッキンガムシャーにあるスーパー・ヴェローチェ・レーシングのセールス兼イベント・ディレクター、リー・カニングハムの「M600はもっとも扱いやすいスーパーカーです」という説明には、わたし自身、迷いがあった。

ついこの前アリエル・アトム・カップでランボルギーニを下してチャンピオンになったことは確かだが、M600には、ABSもスタビリティ・コントロールさえもついていないことが、そう考えた理由である。