ミニ・カントリーマン、ダカールで勝利

公開 : 2012.01.17 18:41  更新 : 2018.03.24 18:07

大幅に改造されたミニ・カントリーマンAll4が、今年の厳しい5500マイル・ダカール・ラリーで勝利した。

ドイツのチューニング会社、X-レイドによって制作されたミニは、311bhpのパワーと71.3kg-mのトルクを発揮するツインターボ3.0リッター・ディーゼル・エンジンを搭載。6速のシーケンシャル・ギアボックスによって4つのホイールを駆動する。

また、カスタムメイドのロールケージと、大幅な見直しがされたサスペンション、水冷式のリア・ブレーキ、420リッターのガソリン・タンクなどが装備される。

全長は4333mm、全高が1966mm、全幅は1988mm。これはオリジナル・ミニより236mm長く、405mm高く、200mm広い数値だ。

最高速度は112mph。これは最高速よりも加速が重視される砂漠のレースに向けてのセッティングだ。

ダカール・ラリーのスペシャリストであるステファン・ピーターハンセルと、コドライバーのジャン・ポール・コトレットによって、元旦にアルゼンチンのマルデルプラタでスタートして、1月15日にペルーのリマでゴールしたこのレースで勝利。これはこのフランス人にとって10個目となる勝利であり、同じミニに乗るチームメイト、ナニ・ローマ/ミシェル・ペリン組に42分の差をつけての勝利でもあった。

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