“日本はアジアの手本” フェラーリ日本導入50周年式典を開催

2016.12.14

フェラーリが日本に初めて正規輸入されたのは1966年のこと。当時のフラッグシップ・モデルである275GTBが日本での形式認定を受けてナンバーが付き、日本の道路を走り始めたのだった。それから50年目を迎えた今年は、「Ferrari 50 Year Anniversary in Japan」と題し、フェラーリ・レーシング・デイズを皮切りに北海道ラリーや、大阪リバーサイド・パーティ、フェラーリ・チャレンジ、インターナショナル・カヴァルケイドを始めさまざまな記念イベントが行われてきた。その1年を締め括る式典として「Ferrari 50 Year Anniversary in Japan Final」が新国立美術館で行われ、報道陣に公開された。

舞台となった新国立美術館のエントランスには、50周年に際して記念すべき存在と言える275GTB/4と最新のGTC4ルッソが中央にショーアップされ、その向かいには現行モデルが並べられて来場者を出迎えた。

ピエロ・フェラーリ副会長、日本への想い

プレスカンファレンスでは日本において50周年を迎えたフェラーリの1年間の主なイベントが紹介された。続いてピエロ・フェラーリ副会長から日本のフェラリスティに向けたビデオレターが披露された。そのメッセージを記すと、
「私の父エンツォは既に日本のことを考えていました。当時日本はアジアで唯一のマーケットで、以来私たちにとって重要な存在であることはカスタマーの皆様のお陰です。

日本はF1GPでもとても大切な国で、フェラーリのレーシング・ヒストリーにおいて重要な役割を果たしてきました。今はあまり成績が良くありませんが、日本の皆様は良い時も悪い時も情熱を持って支え続けて下さいました。常にアジアの手本であり続ける日本のカスタマー、コレクター、友人の皆様に、改めて感謝を申し上げます」と語った。

このファイナル・イベントのハイライトは、日本向けとして初となるフォーリ・セリエ・モデルのフェラーリJ50のアンベールが行われたことだ。これまで送り出されたフォーリ・セリエ・モデルの中で、最も手が込んだ斬新なスタイリングは、これからのフェラーリ・デザインを暗に示しているかもしれない。フェラーリJ50の詳細についてはこちら

日本だけの限定モデル、J50

この場でフェラーリJ50のワールドプレミアが行われたことに合わせ、マラネッロからコマーシャル&マーケティング部門シニア・バイスプレジデントを務めるエンリコ・ガッリエラ氏と、デザイン部門シニア・バイスプレジデントのフラビオ・マンゾーニ氏が出席し、フェラーリと日本の共通する価値観と、J50の開発コンセプトやデザインの詳細が説明された。

こうしてフェラーリ日本上陸50周年イヤーとなった2016年は、このファイナル記念式典で華麗に締め括られ、次なる新たな歩みを始めた。

text & photo: Kazuhide Ueno(上野和秀)

 


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