数十年間置かれたマツダRX-3ワゴン ずらりと並ぶ廃車に残された「物語」 40選(後編)【ジャンクヤード探訪記】
公開 : 2026.04.26 11:45
米国の巨大ジャンクヤードを巡り、スクラップ同然のクルマにレンズを向ける探訪記シリーズ。今回は、乾燥したコロラド州の大平原で見つけた数千台の車両の中から、特に興味深い日米欧のクラシックカーを紹介します。
もくじ
ーフォード・グラントリノ - 1971年
ーマツダRX-3ワゴン
ーダッジのピックアップトラック - 1950年
ー日産パルサーNX - 1987年
ープリムス・スペシャル・デラックス・クーペ
ーフォードF-350スーパーキャンパー
ーフォード - 1963年
ープリムス・フューリー・コンバーチブル - 1968年
ーサーブ99
ーシボレー・モンツァ・ハッチバック
ーダットサン620ピックアップトラック
ーダッジ・コルト - 1974年
ーフォード - 1959年
フォード・グラントリノ – 1971年
この1971年式フォード・グラントリノは、誰かがフロント部分を買い取ろうとして、途中で気が変わったようだ。一部取り外されているが、予備のバンパーがボンネットの上に置かれている。「トリノ」という名称は、イタリアの自動車産業と深く結びついている都市トリノに由来する。一方、「グラン」という接頭辞は、1970年代初頭にフォードの中型モデルに高級感を与えるために付け加えられたものだ。

マツダRX-3ワゴン
このマツダRX-3のワゴンは、米国ではロータリーワゴンという名で知られ、文字通りロータリーエンジンを特徴としていた。知名度の高いRX-3のクーペに比べ、ワゴンバージョンの生産台数ははるかに少なかった。ウォラー・オートパーツに数十年間置かれていたにもかかわらず、この1台はサイドマーカーライトが取り外されている程度であり、驚くほど完品に近い状態を保っている。

ダッジのピックアップトラック – 1950年
この1950年式ダッジ・ハーフトン・ピックアップトラックは、ドン・ウォラーさんが1972年に購入して以来、ここに置かれたままである。ただし、その時点ですでに数年間は走行しておらず、ナンバープレートの更新は1966年で止まっている。かつて、ある自称メカニックがV8エンジンの搭載を試みたそうだが、作業は完了しなかった。
車体下部はしっかりとしており、目に見える錆穴はなく、ガラス類も全体的に良好な状態だが、内装は明らかに朽ちている。ウォラーさんによれば、エンジンはかかり、トランスミッションも機能するが、ブレーキは現在効かない状態だという。

日産パルサーNX – 1987年
この1987年式パルサーNXは、日産のコンパクトカーラインナップの中でも特にスポーティーなモデルの1つだった。特徴的なクーペボディを備え、エコノミーカーよりもスタイリッシュなものを求める顧客層をターゲットにしていた。窓に書かれた文字から、この個体はツインカムエンジンと5速マニュアル・トランスミッションを搭載していたことがうかがえ、かなり興味深い仕様と言える。

プリムス・スペシャル・デラックス・クーペ
この1950~51年式プリムス・スペシャル・デラックス2ドア・クーペは、どうやらフラットヘッド6気筒エンジンと3速マニュアル・トランスミッションを載せたままで、グローブボックスにオーナーズマニュアルが残っているなど、ほぼ完全な状態を保っているようだ。
ウォラーさんによると、この車両を約40年間所有しており、元々はワンオーナー車だった可能性があるという。何十年もヤードに置かれていたにもかかわらず、ボディの下部はしっかりしており、目に見える錆穴はなく、クォーターパネルにわずかな錆が見られる程度だそうだ。





















































