7座特有のユーザビリティと価格に対する装備の充実度が◯。より小さいディーゼルの方が売れるだろうが、このエンジンにしかないメリットもある。

■どんなクルマ?

スコダ・コディアックにとって、ライバルは、キア・スポルテージからランドローバー・ディスカバリー・スポーツまで幅広い範囲に及ぶ。

スコダの強みは、なんといっても ‘バリュー・フォー・マネー’ に尽きる。このクルマを買った理由をわざわざ説明するまでもなく「オーナーはお買い物上手」と思わせるのが、ここ英国におけるスコダの立ち位置かもしれない。

この世代のコディアックをテストするのは今回が2度目。はじめにテストしたのは150psのディーゼル。今回のテスト対象よりも売れる可能性は高い。

ちなみに今回試す2.0ℓディーゼルと4WDの組みあわせは、ラインナップのなかでもトップ・グレードという立ち位置である。