軽井沢ミーティング2017

2017.05.28

マツダ公式「ロードスター・レストアプログラム」まとめ。ロードスターファンの祭典「軽井沢ミーティング」をレポート。全国から1062台が集合! 

text & photo: Yasuhiro Ohto(大音安弘)

 


初夏の軽井沢の風物詩ともいえる「軽井沢ミーティング」が、例年同様に軽井沢プリンスホテルおよび同スキー場の駐車場を舞台に開催された。

このイベントは、25回目を迎えた世界最大規模のロードスター・ファンミーティングだが、年々参加台数が増加。嬉しい悲鳴ではあるが、キャパシティの関係から同会場での開催を続けるために、昨年より愛車での参加を事前抽選式とし駐車台数が限定された。それでも1062台のロードスターが全国より集結。色とりどりのロードスターに埋め尽くされた会場の光景は、例年通り実に華やかであった。

今年の参加台数の内訳をみると、

NA型:387台
NB型:242台
NC型:176台
最新のND型:259台

となっており、初代NA型が最も多いのはこれまで同様だが、新型のNDユーザーも増えて初代に次ぐ参加台数となり、人気ぶりを伺わせた。

今年も広島本社から、ロードスター開発部隊を始めとした多くのマツダ関係者が会場に駆け付け、ファンとの交流を楽しんだ。このうちND開発主査を務めた山本修弘さんを始めとする4名は、なんと愛車のロードスターで広島より来場。ファン同様にイベント参加を満喫していた。またND型のチーフデザイナー兼ロードスター主査である中山雅さんや山口宗則さんは、トークショーを行うだけでなく、会場スタッフとして来場車両の誘導も手伝い、ファンを驚かせた。トークショーで中山主査は、「念願の駐車場誘導係ができた」と嬉しそうに語り、会場の笑いを誘った。

「ユーノス・ロードスター」レストアプログラム 2パーツを初披露

毎年、ロードスターファンへの感謝の気持ちを込めて発表されるロードスターにまつわるトピックだが、昨年8月のオートモビル・カウンシルの会場で明らかにされた初代ユーノス・ロードスター(NA型)のレストアプロジェクトと、安定した部品供給体制の構築についての続報が報告された。NA型ロードスターのレストア事業開発チームの調査によると、現在でも54%のパーツが供給可能であるとか。これは同年式のマツダ車と比較すると、圧倒的に高い数字であるという。やはり、長年愛用しているユーザーにより一定のニーズが確保されていることが理由だ。しかしながら、内装パーツなど、クルマのライフサイクルで交換する必要が少ないものについては、欠品しているものが多いという。それらの部品も現在、復刻が可能か、サプライヤーとの交渉を続けているそうだ。

その取り組みの成果として、当日、復刻が決定した2つのパーツを初披露。ひとつは、ファンから「NA開け」と呼ばれるビニール・スクリーンのみを開けることができるNA型用のソフトトップ。オープンカーにとって交換が必要となる重要備品であるが、使われているドイツのメーカーが、環境問題から素材の製造を中止したため欠品となっていた。これを世界各地のメーカーから素材を集めて検討した結果、アメリカのメーカーから新素材の入手をすることになったという。既に耐久テストや実車装着による走行確認なども終えており、信頼性の高いものに仕上がっているそうだ。

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