新アウディA8 「アイオフ」自動運転の時代 48V対応 欧州は1180万円〜

公開 : 2017.07.11 21:35  更新 : 2017.12.14 12:30

新次元サスペンション キモは「48V」

ダイナミックオールホイールステアリングは、前輪のステアリングレシオを、速度に応じて変化する機能だ。

その一方で後輪は、速度に応じて、ステアリングと同じ向き、あるいは逆向きに操舵される。


また、アウディAIアクティブサスペンションは、電動アクチュエーターを働かせて、個々のホイールを持ち上げたり下げたりする。側面衝突に際しては、素早い反応で衝撃を受ける側のボディを持ち上げ、乗員への衝撃を緩和することもできる優れものだ。

すべてのエンジンに48V

このサスペンションシステムは、48V電源により実現されている。新型アウディA8のすべてのモデルが、48Vのシステムを主電源として初採用したのは、注目に値する出来事だ。


ヨーロッパ仕様のエンジンは5種。

3.0TDI V6:286ps
3.0TFSI V6:340ps
4.0 TDI V8:435ps(追加予定)
4.0 TFSI V8:460ps(追加予定)
6.0ℓ W12

5タイプすべてのエンジンに、48Vの電源システムとベルト駆動式オルターネータースターター(BAS)が備わり、マイルドハイブリッドとして機能する。

新型アウディA8 欧州価格

ネッカーズルム工場で生産される新型アウディA8およびアウディA8 Lは、2017年晩秋からドイツ市場で販売開始。ベース価格はアウディA8が€90,600(1180万円)、アウディA8 Lが€94,100(1226万円)だ。

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