新型コンパクトSUV『日産キックス』初期受注好調、早くも1万1000台突破 売れ筋グレード、納車時期などを詳しくチェック

公開 : 2026.08.06 07:25

6月17日に発表された日産のコンパクトSUV『キックス』の初期受注が好調です。7月27日に1万台を、8月3日には1万1000台を突破しました。篠原政明が売れ筋グレード、納車時期などを詳しく紹介します。

8月3日時点で1万1388台を受注

6月17日に発表された日産自動車(以下、日産)のコンパクトSUV『キックス』。初期受注は好調で、7月27日に1万台を、8月3日には1万1000台を突破して1万1388台となった。販売台数も、同日で4794台に達したという。

日産日本マーケティング本部の寺西章チーフマーケティングマネージャーがオンラインでメディアに向けて、初期受注の状況を説明したので、その概要を紹介しよう。

6月17日に発表された日産のコンパクトSUV『キックス』。
6月17日に発表された日産のコンパクトSUV『キックス』。    日産自動車

まず、グレードと駆動方式による構成比は、以下のようだ。

●G:2WD(FF)=26%、e-4ORCE=19%
●X+:2WD=29%、e-4ORCE=12%
●X(シンプルパッケージ含む):2WD=10%、e-4ORCE=4%

日産では300万円を切る戦略的な価格のXの比率が高いのではと予想していたが、やはり豊富な仕様装備のGやX+が当初は先行するようで、全体の86%を占めた。

また、e-4ORCEの比率は35%と先代の30%より高くなり、これはコンパクトSUVとしては高水準だという。『4WD=雪道』だけではない、e-4ORCEならではの走行性能も評価されているようだ。

人気のメーカーオプションは、1:ニッサンコネクト・インフォテインメントシステム、2:ニッサンコネクト・インフォテインメントシステム(シンプル)、3:ボーズ・パーソナルサウンドシステムといった、『クルマ選びのこだわり』につながる追加装備が人気。特に、1はGで82%、X+とXで59%、3はGで59%と人気が高い。なお、グレードによっては選べないものもあるので注意したい。

いわゆる『新型待ち』は初期に集中

ボディカラーの構成比で、2トーンの比率は44%で、先代の28%を大きく上回る。人気のトップ5と比率は、以下のとおりだ。

1:ピュアホワイトパール(22%)
2:スーパーブラック(18%)
3:ピュアホワイトパール/スーパーブラック 2トーン(17%)
4:ダークメタルグレー/スーパーブラック 2トーン(14%)
5:レゾナンスブルー/スーパーブラック 2トーン(7%)
6:オーロラフレアブルーパール(7%)

訴求色であるレゾナンスブルー/スーパーブラック2トーンは、まずまずの人気の様子。
訴求色であるレゾナンスブルー/スーパーブラック2トーンは、まずまずの人気の様子。    日産自動車

新型キックスの個性的なデザインは2トーンとの相性が良いからと、選ぶ人は少なくないらしい。全般的にモノトーンのボディカラーの人気が高いのは最近のクルマにおける傾向のようで、これは他車と大きくは変わらない。なお、訴求色であるレゾナンスブルー/スーパーブラック2トーンも、まずまずの人気のようだ。

購入者の属性なども紹介しておこう。

これはキックスや日産車だけに限った話ではないが、既にそのメーカーのクルマを保有している、いわゆる『新型待ち』の人が初期に集中するのは当然ということで、77%が日産車所有者となっている。今後はそれ以外の人も増えていくと思われる。

性別では、男性77%:女性23%と、男性が圧倒的。もっとも、受注者(所有者)と運転者(使用者)は必ずしも同じではない。女性でも運転しやすいコンパクトSUVの新型キックスだから、使用者の女性比率はもう少し高いのではと思われる。

年代は、30歳代以下が18%、40歳代が15%、50歳代が26%、60歳代が23%、70歳代以上が17%。30〜40歳代が約3分の1というのは他の日産車と変わらないそうだが、やはり日産としては今後この世代のオーナーを増やしていきたいという。

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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