ロードテスト(3) マクラーレン720S ★★★★★★★★★★

2017.08.13

購入と維持 ★★★★★★★★☆☆

£208,600(2960万円)からという価格は、£185,000(2625万円)の488GTBや、£155,000(2199万円)のウラカンより高価だが、£900,000(1277万円ん)のP1に近いパフォーマンスの持ち主としてはむしろバーゲンプライスというほかない。

しかし、所有にかかるコストの総額は、リセールバリューも含めて考える必要がある。現時点ではもちろんデータがないものの、650Sや12Cよりはよくなるだろうと予想される。とはいえ、それでもフェラーリには敵わないだろう。

値落ちを少しでも減らしたければ、適切なオプションに出費するといいだろう。それは、高額なカーボン製アイテムが中心になるが、サーキット専用に使うのでなければ、£2,070のノーズリフターは賢明な選択だ。

標準装備には、カーボン・セラミック・ブレーキや8.0インチディスプレーのナビゲーション/インフォテイメントシステム、フォールディング式計器盤などが含まれる。

試乗車の追加装備は£50,000以上に相当するが、£4,750のスポーツエグゾーストは、装着してもスーパーカーとして満足いくサウンドは得られなかった。

£2,160のトラック・テレメトリー・アプリケーションは、インフォテイメントシステム経由でサーキット走行でのデータを記録するのに必要だ。

720Sにはベースモデルのほか、ヒーター付き電動シートを備えるラグジュアリーと、エアインテークとドアミラーにカーボン製パーツが用いられるパフォーマンスを設定。どちらも価格は£218,020で、それぞれに専用のペイントオプションも用意される。

ラインナップの頂点となるのが、MSOディビジョンが手がけるヴェロシティだ。カーボン製パーツの追加や、のべ300時間を掛ける特別な塗装などにより、£335,000まで価格が跳ね上がる。

 
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