ポルシェ918スパイダーのウィンター・テスト

公開 : 2013.01.17 11:13  更新 : 2017.06.01 01:45

ポルシェ918スパイダーが、発表を前にウィンター・テストを受けている様子をキャッチした。ポルシェのエンジニアは、充電システムを微調整して0度以下の状態でも問題なく動くようにしているのだ。

白いマルティニ・カラーをまとったテスト車両と、ダーク・カラーにペイントされたテスト車両は、それぞれ異なるフロント・バンバーのエア・インテイクを持つ。また、自動的に上下する大きなリア・スポイラーが装着されている。

918スパイダーのエグゾースト・パイプは、自動車のバッテリー性能にも直接関係があるようだ。そのテール・パイプは、ドライバーの直後からボディ上部に繋がっている。この変わったフォーマットは、バッテリーまわりの冷却にとって重要で、その寿命を伸ばし、蓄電量をキープする仕組みとなっている。また、エグゾースト・パイプ自体も、特別なペイントが施されている。

そのパワー・ユニットは、527bhpの4.6ℓV8にモーターと言う組み合わせだ。トータル・パワーは784bhp、78.7kg-mを発揮する。

918スパイダーは、今年9月から生産に入り、最初の生産モデルは2014年の初めに届けられることになっている。価格は、625,400ポンド(8,870万円)からで、1700kgの車重を35kg軽くするためにマグネシウムやチタン、そしてカーボンファイバーが多用されたワイザッハ・モデルは683,600ポンド(9,700万円)というプライス・タグが付けられている。

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