フィアット新規モデル『グリズリー』公式画像公開! グランデ・パンダの兄貴分 ボディはSUVとファストバック2本立て

公開 : 2026.06.05 11:45

フィアットの新型クロスオーバー『グリズリー』の公式画像が公開されました。『グランデ・パンダ』の兄貴分であり、パンダシリーズを完成させるモデルとされます。ボディはSUVとファストバックの2種類を用意。

パンダシリーズを完成させるもの

フィアットは、新型クロスオーバー『グリズリー(Grizzly)』の公式画像を公開した。『グランデ・パンダ』の大型版であり、重要な欧州Cセグメントでの足場を築くことを目的としている。

新型グリズリーは今年後半に欧州、中東、アフリカで発売される予定で、ボディスタイルは直線的なSUVと、流線形のルーフを持つファストバックの2種類となる。フィアットのオリヴィエ・フランソワCEOによれば、手頃な価格のファミリー向けクロスオーバーだという。

フィアット・グリズリー
フィアット・グリズリー    フィアット

フランソワ氏は「パンダとグランデ・パンダのファミリーを完成させるもの」と述べたが、それらとは「まったく異なる存在」であり、「収益、利益率、そしてブランド力」を高めるモデルになると説明した。

グリズリーは、親会社ステランティスのコストパフォーマンス重視のスマートカー・プラットフォームを採用する。このプラットフォームは、同様のポジショニングにあるシトロエンC3エアクロスやオペル・フロンテラなどにも採用されている。

ただし、グリズリーは兄弟車よりもわずかに大きいと見られている。C3エアクロスとフロンテラの全長は4.4m弱だが、フィアットによればグリズリーの全長は「4.5m以下」だという。

流麗なファストバックも設定

仕様詳細は未公表だが、フィアットはコンパクトなボディでありながら、卓説した室内空間とクラス最高のトランク容量を確保したと述べている。SUVモデルは実用重視で、街乗りや長距離ドライブにも適しており、一方のファストバックモデルは、よりダイナミクスと洗練性を重視しているという。

パワートレインはグランデ・パンダと同様に、ガソリンエンジン、ハイブリッド、EVまで複数の選択肢が用意される。

フィアット・グリズリー・ファストバック
フィアット・グリズリー・ファストバック    フィアット

グリズリーは、市場の低価格帯におけるフィアットのカバー率を高め、新たな顧客層を惹きつけることを目的とした新製品群の1つである。

フィアットはグリズリーのほかにも、新型の4人乗りマイクロカーや、1980年代の初代パンダにインスパイアされた小型EVも開発中だ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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