アウディの2018年「厳しい1年」 2019年の戦略は? 新車投入も積極的

公開 : 2019.03.18 18:10

2019年 アウディはどうする?

2019年の最初の数カ月間、アウディはWLTPへの移行によって生じた供給不足を解消することに全力を挙げ、販売環境を改善する。

2019年中には、WLTPへの移行に伴って2018年に増加した在庫を削減する予定。例えば、アウディは、近い将来に型式認証を予定しているエンジン/トランスミッションのバリエーションの生産を徐々に再開し始めた。

これによって、型式認証を正式に取得した後に、すみやかに顧客に車両をお届けできるようになる。必要な認証を取得したら、これらの車両は供給開始される。

さらにアウディは、WLTPテストサイクルの次の段階に向けた集中的な準備を進めている。2019年9月1日に発効する予定のテストサイクルでは、すべての車両にさらに厳しい法的要件が課せられる。

アウディは、テストの実施をより管理しやすくするために、技術試験ベンチの能力を約30%増加し、認証及びパワートレイン開発に対応するため、テクニカル部門の従業員を約300人増やした。

さらにアウディは、複雑さを軽減する最初のステップとして、市場のニーズに再検討する形で、車両ポートフォリオにおけるエンジン/トランスミッションの組み合わせを約30%削減した。

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