【ホンダ軽トラック】次世代、「Nトラック」としての復活可能性は低く Nバンとは別の方向性

2020.03.25

「技術は人のために」 次世代モデルに期待

本田技研工業(以下、本社)と本田技術研究所(以下、研究所)が事実上、合併する。ホンダ史上、最大級の組織改編である。

1960年に開業した研究所は、ホンダの基礎研究、デザイン、量産開発を本社から発注されるかたちで、独立企業として運営されてきた。

生活密着型モビリティの次世代モデルはライフクリエーションセンターから発案される。
生活密着型モビリティの次世代モデルはライフクリエーションセンターから発案される。

世界的にみて、こうした体制を敷く自動車メーカーは稀だ。

だが、近年は市場動向や変化が激しく、本社の主導力を強化したモノづくり体制が、ホンダとしても必然となった。2019年4月には二輪事業を本社統括とし、その流れが今回、四輪事業にも採用された。

一方、農耕器具や発電機など、パワープロダクツ領域とロボティクス領域を融合させ2019年4月に発足したライフクリエーションセンターは研究所内で存続する。

筆者は2019年11月、本社でライフクリエーションセンター幹部にインタビュー取材した。

そのなかで、除雪や農耕など、人の暮らしに必要不可避な領域に、ホンダらしい新しい技術をビジネスモデル化するとの将来展望が出た。

ハンドル型電動くるまいす「モンパル」と、アクティ・トラックの生産が中止される中、こうした生活密着型モビリティの次世代モデルはライフクリエーションセンターから発案されるのだ、と感じた。

時期は不明だが、アクティ・トラックはまったく違った姿で再登場するかもしれない。

 

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