【ホンダ軽トラック】次世代、「Nトラック」としての復活可能性は低く Nバンとは別の方向性

2020.03.25

Nバンとは別の方向性 Nトラックあり得ず

もう1つ、アクティ・トラック生産中止の理由は、Nバンの存在だ。

ホンダの軽自動車戦略の中心はNシリーズだ。Nボックス、Nワゴン、Nワン、そしてNバンという現在は4モデル化している。

ホンダNバン
ホンダNバン

2011年12月発売から2019年11月までNシリーズ累積販売台数は250万台を突破。主軸であるNボックスは2019年単年で25万3000台と売り上げ、登録車を含む全モデルで第1位となった。

2018年7月、Nシリーズに新たに加わったNバンの報道陣向け試乗会で、ホンダ関係者とホンダの商用車の在り方について意見交換した。

ホンダ側が強調したのは「Nバン=商用車」という位置付けではない、という点だ。Nバンは、あくまでも人々の多様な生活に対応するためのアイテムとして、商用車の常識を変えるために商品企画された。

低床でフルフラットになるシートアレンジは、軽トラックの要素をも組み込んでいる。そのため、Nバンをベースとした、Nトラックという発想には結びつかない。

つまり、アクティ・トラックの次期モデルとして、Nトラックが登場する可能性は極めて低いと考えるべきだと思う。

ただ、アクティ・トラックがまったく別の領域で復活する可能性も否定できない。

その背景にあるのが、2020年4月1日付での大規模なホンダ組織改編と、改編後も研究所内に残るライフクリエーションセンターの存在である。

 

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