ホンダ、S660/Nボックス/Nワン/Nワゴンなどリコール届出 燃料ポンプ不具合 約22万台対象

公開 : 2022.06.03 05:25

ホンダは、Nボックス、Nワン、S660など計21万9623台のリコールを国土交通省に届け出ました。

低圧燃料ポンプの不具合

ホンダは、2022年6月2日付で、Nボックス(Nボックス・カスタムを含む)、Nワゴン(Nワゴン・カスタムを含む)、NバンNワン、Nボックス・スラッシュ、S660(2018年3月21日~2018年12月21日製造)計21万9623台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

国土交通省によると、低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって燃料により膨潤して変形することがある。

ホンダNボックス(JF3型)の一部が対象
ホンダNボックス(JF3型)の一部が対象    ホンダ

そのため、インペラがポンプカバーと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストにいたるおそれがあるという。

改善策として全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。

市場からの情報提供により発覚。同様の不具合は68件確認されている。

なお、この不具合による事故の発生は確認されていない。

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    AUTOCAR JAPAN

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